インプラント治療前に歯科医が全身状態を細かく確認する理由とは?
こんにちは。スマイルパートナーズ山手歯科クリニックです。
インプラント治療の相談で歯科医院を受診した際、「持病はありますか?」「現在飲んでいるお薬はありますか?」と、お口とは関係ないように思える質問を受けて驚いたことはありませんか。
「歯の治療なのに、なぜ全身のことまで詳しく聞かれるのだろう」「持病があるとインプラントは受けられないのでは」と、不安や疑問を感じる方も少なくありません。
しかし、インプラントは外科処置を伴う治療であるため、安全に治療を進め、長く快適に使い続けるためには、お口の状態だけでなく全身の健康状態を把握することがとても重要です。
今回は、インプラント治療前に歯科医師が全身状態を細かく確認する理由や、どのような内容が治療計画に関わるのかについて、分かりやすく解説します。
1.なぜ全身状態まで確認されるのか疑問に感じる理由
インプラント治療の相談に行くと、歯の状態だけでなく、持病や服用中の薬、これまでの病歴などについて詳しく質問されることがあります。「歯の治療なのに、なぜここまで聞かれるのだろう」「問診が長いのは何か問題があるからではないか」と疑問や不安を感じる方も少なくありません。中には、「持病があると治療を断られてしまうのでは」と心配になる方もいらっしゃいます。しかし、こうした確認は治療を制限するためではなく、安全性を第一に考えた治療計画を立てるための大切なプロセスです。
歯の治療なのに持病を聞かれる不思議
「歯を治すだけなのに、なぜ高血圧や糖尿病のことまで聞かれるのだろう」と感じる方は少なくありません。
しかし、インプラントは外科処置を伴う治療であるため、
・全身の健康状態
・持病のコントロール状況
・体の回復力
などが治療に影響することがあります。
例えば、
・傷の治りやすさ
・感染のリスク
・手術中の体調変化
などを考慮する必要があるため、歯だけでなく全身の状態も確認します。
詳しい問診は、より安全な治療につなげるための重要な情報収集なのです。
問診が長く感じられる理由
インプラント治療前の問診では、
・現在治療中の病気
・服用している薬
・アレルギーの有無
・喫煙習慣や生活習慣
など、さまざまな内容について確認されます。
そのため、「こんなに質問されるのか」と驚く方もいらっしゃいます。
しかし、これらはすべて、
・安全に手術を行えるか
・術後の回復に問題がないか
・適切な治療方法を選択できるか
を判断するために必要な情報です。
一つひとつの質問には理由があり、患者様一人ひとりに合わせた治療計画を立てるために欠かせない確認事項となっています。
治療を断られるのではないかという不安
持病がある方の中には、
「正直に話したらインプラントはできないと言われるかもしれない」
と不安になる方もいらっしゃいます。
しかし、持病があることだけを理由に治療ができないと判断されるわけではありません。
実際には、
・病状が安定しているか
・主治医との連携が可能か
・治療時期を調整できるか
などを総合的に評価したうえで判断されます。
そのため、気になることがあれば隠さずに伝えることが、安全な治療への第一歩となります。
- インプラント治療前に全身状態について詳しく確認されるのは、治療を断るためではなく、安全性を高め、一人ひとりに適した治療計画を立てるためです。不安なことや持病についても遠慮せず相談することが、安心して治療を受けるためにつながります。
2.インプラントは全身状態も考慮する治療
インプラントは、失った歯を補うための治療ですが、単に人工の歯を入れるだけではありません。顎の骨にインプラント体を埋め込む外科処置を伴うため、お口の状態だけでなく全身の健康状態も考慮しながら治療を進める必要があります。そのため、歯科医院では持病や服用中の薬、生活習慣などについて詳しく確認します。これは治療の可否を判断するためだけではなく、患者様一人ひとりに適した安全な治療計画を立てるために欠かせない大切な工程です。
外科処置を伴う治療であること
インプラント治療では、顎の骨に人工歯根を埋め込む手術を行います。
そのため、
・局所麻酔を使用すること
・歯ぐきを切開することがあること
・骨へ処置を行うこと
など、一般的なむし歯治療とは異なる特徴があります。
外科処置を安全に行うためには、
・現在の健康状態
・持病の有無
・体調の変化
などを事前に把握することが重要です。
十分な情報をもとに治療計画を立てることで、患者様が安心して治療を受けられる環境づくりにつながります。
傷の治り方や感染リスクとの関係
手術後は、傷が順調に治癒し、インプラントが骨としっかり結合することが大切です。
しかし、
・糖尿病のコントロール状態
・喫煙習慣
・服用している薬の種類
などによっては、傷の治り方や感染リスクに影響することがあります。
もちろん、持病があるからといって必ず治療ができないわけではありません。
病状が安定している場合には、安全に治療を進められるケースも多くあります。
そのため、全身状態を正しく把握したうえで、一人ひとりに適した治療方法を検討することが重要です。
安全な治療計画を立てるための情報収集
インプラント治療では、お口の状態だけを見て治療方針を決めることはありません。
例えば、
・持病の有無
・服薬内容
・アレルギー歴
・過去の手術歴
・生活習慣
なども含めて総合的に評価します。
さらに必要に応じて、
・主治医への情報提供や相談
・治療時期の調整
・追加の検査や処置の検討
を行うこともあります。
こうした情報収集は、合併症のリスクをできる限り抑え、安全性を高めるために欠かせないプロセスです。
患者様一人ひとりの状況に合わせた治療計画を立てることが、インプラント治療の成功につながります。
- インプラントは外科処置を伴うため、お口の状態だけでなく全身状態も含めて総合的に評価することが重要です。事前に健康状態や生活習慣を丁寧に確認することで、安全性に配慮した、一人ひとりに適した治療計画につなげることができます。
3.確認される主な全身状態
インプラント治療では、お口の状態だけでなく全身の健康状態についても詳しく確認が行われます。「持病はありますか」「現在飲んでいる薬はありますか」といった質問が多く、「ここまで伝える必要があるのだろうか」と感じる方もいるかもしれません。しかし、これらの情報は安全に手術を行い、術後の経過を良好に保つために欠かせないものです。患者様一人ひとりに適した治療計画を立てるためにも、現在の健康状態を正確に把握することが重要になります。
高血圧・糖尿病などの持病
インプラント治療では、高血圧や糖尿病をはじめとした持病の有無を確認します。
例えば、
・高血圧
・糖尿病
・心疾患
・骨粗しょう症
などは、治療計画を検討する際の重要な情報になります。
これは持病があるから治療ができないという意味ではありません。
病状が安定しているか、適切にコントロールされているかによって、安全に治療を進められるケースも多くあります。
そのため、現在治療中の病気や通院状況について正確に伝えることが大切です。
服用中の薬やアレルギー
現在服用している薬についても重要な確認項目です。
例えば、
・血液を固まりにくくする薬
・骨粗しょう症の治療薬
・免疫を抑える薬
などは、手術方法や治療時期を検討する際に考慮されることがあります。
また、
・薬剤アレルギー
・麻酔薬で体調が悪くなった経験
・金属アレルギーの有無
なども、安全な治療を行うために確認されます。
お薬手帳を持参すると、服薬内容を正確に共有しやすくなるため安心です。
喫煙習慣や生活習慣
生活習慣もインプラント治療の成功に関わる重要な要素です。
特に喫煙は、
・傷の治癒を遅らせる可能性がある
・感染リスクを高める可能性がある
・インプラントと骨の結合へ影響する可能性がある
ことが知られています。
そのほかにも、
・飲酒習慣
・睡眠状況
・生活リズム
などが確認される場合もあります。
これらは患者様を評価するためではなく、より安全で無理のない治療計画を立てるための情報です。
正確に伝えることで、必要に応じた生活指導や治療スケジュールの調整を受けられることもあります。
- インプラント治療では、持病や服薬状況、アレルギー、喫煙習慣など全身状態を総合的に確認します。これらの情報は治療を断るためではなく、安全性に配慮した治療計画を立てるために欠かせないものです。安心して治療を受けるためにも、現在の健康状態を正確に伝えることが大切です。
4.お口の状態も総合的に評価する理由
インプラント治療では、全身状態だけでなく、お口の中の状態も詳しく確認します。「歯が抜けた場所だけ治療すればよいのでは」と思われるかもしれませんが、インプラントを長く安定して使用するためには、お口全体の健康状態を把握することが欠かせません。骨や歯ぐきの状態、歯周病の有無、噛み合わせなどを総合的に評価することで、一人ひとりに適した治療計画を立てることができます。そのため、診察ではさまざまな検査が行われます。
骨量や歯ぐきの健康状態
インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込む治療であるため、十分な骨量があるかどうかが重要になります。
また、
・骨の厚みや高さ
・歯ぐきの健康状態
・炎症の有無
なども確認します。
歯を失ってから時間が経っている場合は、骨が徐々に吸収されていることもあります。
そのため、
・インプラントをそのまま埋入できるか
・追加の処置が必要か
を判断するためにも、お口の状態を詳しく評価することが欠かせません。
歯ぐきの状態も術後の経過に影響するため、治療前にしっかり確認されます。
歯周病や噛み合わせの確認
インプラントを長く安定して使うためには、周囲の歯や噛み合わせの状態も重要です。
例えば、
・歯周病が進行している
・噛み合わせに偏りがある
・特定の歯へ強い力が加わっている
場合には、そのまま治療を進めることでインプラントへ過度な負担がかかる可能性があります。
そのため、
・歯周病の有無
・残っている歯の健康状態
・噛み合わせ全体のバランス
を確認したうえで治療方針を決定します。
必要に応じて歯周病治療や噛み合わせの改善を優先することもあります。
CT検査による骨・神経・上顎洞の評価
安全性の高いインプラント治療には、CT検査が重要な役割を担っています。
CTでは、
・骨の厚みや形態
・神経の位置
・上顎洞との距離
などを立体的に確認できます。
特に下顎では神経までの距離、上顎では上顎洞との位置関係を正確に把握することが、安全な手術につながります。
また、
・骨造成が必要か
・インプラントの長さや太さをどう選ぶか
といった治療計画も、CT画像を参考にしながら検討されます。
こうした精密な検査によって、一人ひとりのお口に合わせた治療計画を立てることが可能になります。
- インプラント治療では、骨量や歯ぐきの状態、歯周病、噛み合わせ、CTによる骨や神経の位置まで総合的に評価します。お口全体を詳しく診断することで、安全性と長期的な安定性を考慮した治療計画につなげることができます。
5. 抜歯以外の選択肢を検討するケース
インプラント治療は歯を失った際の有力な選択肢ですが、すべてのケースで最初からインプラントを選択するとは限りません。歯科医師はまず、「現在の歯を残せる可能性はないか」という視点から診査・診断を行います。天然歯は一度失うと元に戻すことができないため、保存できる可能性がある場合には、その方法も含めて検討することが大切です。その代表的な治療の一つが、エクストルージョン(歯根挺出術)です。
エクストルージョンの基本的な考え方
エクストルージョンとは、歯根をゆっくりと歯ぐきの上へ引き上げることで、歯を保存できる可能性を広げる治療法です。
例えば、
・歯ぐきの深い位置までむし歯が進行している
・歯の根元付近で破折している
・被せ物を支える歯質が不足している
といったケースで検討されることがあります。
歯根を引き上げることで、健康な歯質を利用できるようになり、被せ物による修復が可能になる場合があります。
すべての症例に適応できるわけではありませんが、歯を残すための選択肢の一つとして考えられています。
歯根挺出術が適応となるケース
歯根挺出術は、どのような歯にも行える治療ではありません。
一般的には、
・歯根の長さが十分に残っている
・歯を支える骨の状態が保たれている
・保存後の機能回復が期待できる
といった条件を満たす場合に適応が検討されます。
一方で、
・歯根が大きく破折している
・重度の歯周病で支持組織が失われている
・保存しても長期的な維持が難しい
場合には、適応が難しいこともあります。
そのため、レントゲンやCT検査などを用いて歯や周囲組織の状態を詳しく評価し、慎重に判断することが重要です。
歯を残せる可能性を見極める重要性
天然歯を残せる可能性があるかどうかを十分に検討することは、治療方針を決めるうえで重要なポイントです。
天然歯を保存できれば、
・ご自身の歯で噛む感覚を維持しやすい
・将来の治療選択肢を残しやすい
・骨や歯ぐきへの影響を抑えられる可能性がある
といったメリットが期待できます。
もちろん、無理に歯を残すことが最善とは限りません。
しかし、保存が可能かどうかを十分に診断したうえで、インプラントを含めた複数の選択肢を比較し、自分に合った治療方法を選択することが大切です。
- インプラントを検討する際でも、まずは天然歯を残せる可能性があるかを確認することが重要です。エクストルージョン(歯根挺出術)などの保存治療が適応となる場合もあるため、十分な診査・診断を受けたうえで、ご自身に適した治療方法を選択しましょう。
6.全身状態によって治療計画が変わることもある
インプラント治療では、全身状態の確認結果によって治療計画が変更されることがあります。「予定どおりすぐに手術を受けたい」と考えていても、より安全に治療を進めるために時期を調整したり、医科の主治医と連携したりする場合があります。また、お口の状態によっては骨造成などの追加処置が必要になることもあります。こうした対応は、治療を遅らせるためではなく、患者様にとって安全性と長期的な安定性を考慮した治療を行うための大切な判断です。
手術時期を調整するケース
全身状態によっては、すぐに手術を行うのではなく、時期を調整したほうが望ましい場合があります。
例えば、
・血圧のコントロールが不安定な場合
・糖尿病の管理状況を改善したほうがよい場合
・急性の体調不良や感染症がある場合
などです。
このようなケースでは、体調が整ってから手術を行うことで、術中・術後のリスク軽減が期待できます。
治療を延期すると聞くと不安に感じるかもしれませんが、安全性を優先した判断であり、より良い治療結果につなげるための大切なステップといえます。
主治医と連携して進める場合
持病がある患者様では、必要に応じて内科などの主治医と連携しながら治療を進めることがあります。
例えば、
・服薬内容の確認
・病状の安定性の評価
・手術時の注意点の共有
などを行う場合があります。
特に、
・糖尿病
・心疾患
・骨粗しょう症
などで継続的な治療を受けている場合は、歯科と医科が情報を共有することで、より安全な治療計画を立てやすくなります。
患者様自身も、持病や服薬について正確に伝えることが重要です。
骨造成など追加処置を検討する場合
全身状態だけでなく、お口の状態によって治療内容が変わることもあります。
例えば、CT検査で、
・骨の厚みが不足している
・骨の高さが十分ではない
と判断された場合には、骨造成を検討することがあります。
骨造成とは、インプラントを安定して支えられるように骨の量を補うための処置です。
もちろん、すべての患者様に必要となるわけではありません。
骨の状態やインプラントを埋入する部位などを総合的に評価し、一人ひとりに適した治療方法が選択されます。
必要な処置を事前に計画することで、長期的な安定性にもつながります。
- インプラント治療では、全身状態やお口の状態に応じて、手術時期の調整や医科との連携、骨造成などの追加処置が検討されることがあります。こうした対応は、安全性と治療の成功率を高めるために重要な治療計画の一部です。
7.安全な治療のために患者様が伝えたいこと
インプラント治療を安全に進めるためには、歯科医師による診査・診断だけでなく、患者様からの正確な情報提供も欠かせません。「歯の治療だから関係ないだろう」「昔の病気だから伝えなくてもよいかもしれない」と考えてしまうこともあるかもしれませんが、小さな情報が治療計画に影響することもあります。安心して治療を受けるためには、気になることを隠さず共有し、歯科医師と一緒に治療を進めていく姿勢が大切です。
持病や服薬を正確に伝える
現在治療中の病気や服用している薬は、できるだけ詳しく伝えることが重要です。
例えば、
・高血圧や糖尿病などの持病
・血液を固まりにくくする薬
・骨粗しょう症の治療薬
・アレルギーの有無
などは、治療方法や手術時の注意点を検討するうえで大切な情報になります。
「歯とは関係ない」と思われる内容でも、治療に影響することがあります。
また、お薬手帳を持参すると、服薬内容を正確に確認できるため、より安全な治療計画につながります。
過去の手術や治療歴を共有する
現在の健康状態だけでなく、これまでの治療歴も重要な情報です。
例えば、
・大きな手術を受けた経験
・入院歴
・放射線治療や化学療法の経験
・過去に麻酔で体調を崩したことがある
といった内容は、治療計画を立てる際の参考になります。
また、過去にインプラントや骨造成などの治療を受けた経験がある場合も、あわせて伝えるようにしましょう。
どのような情報が重要か分からない場合でも、「念のため伝えておこう」という姿勢が、安全な治療につながります。
気になる症状や不安を遠慮なく相談する
診察時には、現在感じている症状や不安についても遠慮せず相談することが大切です。
例えば、
・最近体調が優れない
・歯ぐきが腫れやすい
・手術に対する不安がある
・仕事や家庭の都合で治療時期を相談したい
といった内容も、治療計画を考えるうえで役立つ情報になります。
疑問や不安を抱えたまま治療を始めるよりも、事前に相談して納得したうえで治療を受けることが、安心感にもつながります。
歯科医師と十分にコミュニケーションを取りながら進めることが、安全で満足度の高い治療への第一歩です。
- インプラント治療では、持病や服薬状況、過去の治療歴、現在の不安などを正確に伝えることが、安全な治療につながります。どんな小さなことでも遠慮せず相談し、歯科医師と情報を共有しながら、一人ひとりに適した治療計画を立てていくことが大切です。
8.医院選びで確認したいポイント
インプラント治療は外科処置を伴うため、どの歯科医院で治療を受けるかは非常に重要です。費用や通いやすさだけで判断するのではなく、安全性に配慮した診療体制が整っているかを確認することも大切です。特に持病がある方や服薬中の方は、全身状態まで考慮した診査・診断が行われているかによって、治療計画や術後の経過に違いが生じることもあります。安心して治療を受けるためにも、医院選びの際に確認しておきたいポイントを知っておきましょう。
全身状態まで丁寧に確認しているか
インプラント治療では、お口の中だけでなく全身状態を把握することが欠かせません。
そのため診察時には、
・持病の有無
・服薬状況
・アレルギー歴
・喫煙習慣や生活習慣
などについて丁寧に確認しているかを確認しましょう。
問診に時間をかけている医院では、一人ひとりの健康状態に合わせた治療計画を立てようとしていることが多くあります。
「質問が多い」と感じるかもしれませんが、それは安全性を重視している姿勢の表れとも考えられます。
検査内容や治療計画の説明が十分か
治療を始める前には、検査結果や治療内容について十分な説明が行われることも重要です。
例えば、
・CT検査を行う理由
・現在のお口の状態
・治療方法の選択肢
・治療期間や費用の目安
・考えられるリスクや注意点
などについて、分かりやすく説明してもらえるかを確認しましょう。
疑問に対して丁寧に答えてくれる医院であれば、納得したうえで治療を進めやすくなります。
また、一つの方法だけではなく、複数の選択肢を提示してくれるかどうかも確認したいポイントです。
必要に応じて医科と連携できる体制か
持病がある患者様では、歯科だけで判断するのではなく、必要に応じて医科と連携できる体制も重要になります。
例えば、
・主治医へ情報提供を行う
・服薬内容について相談する
・全身状態を確認しながら治療を進める
といった対応が必要になることがあります。
特に、
・高血圧
・糖尿病
・心疾患
などで通院している場合は、医科との連携によって、より安全性に配慮した治療が期待できます。
万が一に備えた体制が整っているかどうかも、安心して治療を受けるための大切な判断材料となります。
- インプラント治療を受ける医院を選ぶ際は、全身状態まで丁寧に確認していること、検査や治療計画について十分な説明があること、必要に応じて医科と連携できる体制が整っていることを確認することが大切です。安全性を重視した医院選びが、安心して治療を受けるための第一歩になります。
9.よくある疑問
インプラント治療を検討している方からは、「持病があると治療は受けられないの?」「薬を飲んでいても大丈夫?」といったご質問をいただくことがあります。インプラントは外科処置を伴うため、不安を感じるのは自然なことです。しかし、持病や服薬があることだけを理由に治療ができないと決まるわけではありません。大切なのは、現在の全身状態を正しく把握し、一人ひとりに適した治療計画を立てることです。ここでは、よくいただく質問について解説します。
Q.持病があるとインプラントはできないのでしょうか?
A.持病があるという理由だけで、インプラント治療が受けられないとは限りません。
例えば、
・高血圧
・糖尿病
・心疾患
などがあっても、病状が安定し適切に管理されている場合には、治療を検討できるケースがあります。
一方で、病状によっては、
・治療時期を調整する
・主治医と連携して進める
ことが望ましい場合もあります。
そのため、自己判断せず、まずは現在の健康状態について歯科医師へ相談することが大切です。
Q.薬を飲んでいても治療は受けられますか?
A.多くの場合、服薬中でも治療を検討できますが、薬の種類によっては注意が必要です。
例えば、
・血液を固まりにくくする薬
・骨粗しょう症の治療薬
・免疫を抑える薬
などは、手術方法や治療計画に影響することがあります。
しかし、自己判断で薬を中止することは避けてください。
必要に応じて歯科医師が主治医と連携し、安全性を考慮しながら治療方法を検討します。
受診時には、お薬手帳を持参すると服薬内容を正確に伝えやすくなります。
Q.健康診断の結果は持参したほうがよいのでしょうか?
A.必須ではありませんが、最近の健康診断結果や血液検査のデータがある場合は、参考資料として役立つことがあります。
特に、
・血糖値やHbA1c
・血圧の状況
・現在治療中の病気に関する検査結果
などは、全身状態を把握する際の参考になることがあります。
また、
・紹介状
・検査結果
・お薬手帳
などがあれば、よりスムーズに情報を共有できる場合もあります。
持参するか迷った場合は、事前に歯科医院へ確認すると安心です。
- 持病や服薬があるからといって、必ずしもインプラント治療が受けられないわけではありません。大切なのは現在の全身状態を正しく把握し、必要な情報を歯科医師へ共有することです。不安なことがあれば一人で判断せず、まずは専門の歯科医師へ相談してみましょう。
10.全身状態の確認は安全な治療の第一歩
インプラント治療では、「歯がない部分を治すこと」だけに注目されがちですが、安全で長期的に安定した治療を目指すためには、お口だけでなく全身の健康状態を総合的に把握することが欠かせません。そのため、初診時の問診や検査では、持病や服薬状況、生活習慣などについて詳しく確認が行われます。こうした診査を丁寧に行うことは、患者様一人ひとりに適した治療方法を選択し、安心して治療を受けていただくための大切な第一歩です。
歯だけでなく全身を確認することに意味がある
インプラントは外科処置を伴うため、お口の状態だけで治療の可否を判断することはできません。
例えば、
・持病の有無
・服薬状況
・アレルギー歴
・喫煙などの生活習慣
といった情報も、安全性を考えるうえで重要になります。
また、お口の中についても、
・骨量や歯ぐきの状態
・歯周病の有無
・噛み合わせのバランス
などを総合的に評価することで、より適切な治療方針を検討することができます。
こうした幅広い診査が、安全なインプラント治療を支えています。
一人ひとりに合わせた治療計画につながる
患者様の健康状態やお口の状態は一人ひとり異なります。
そのため、
・手術時期を調整する
・主治医と連携して進める
・骨造成などの追加処置を検討する
など、必要に応じて治療計画も変わります。
一律の方法ではなく、その方に適した方法を選択することで、安全性だけでなく、インプラントを長く安定して使用できる可能性も高まります。
十分な診査・診断を行うことは、将来を見据えた治療につながる重要なプロセスといえるでしょう。
まずは専門の歯科医師に現在の健康状態を相談することが大切
「持病があるから難しいかもしれない」「薬を飲んでいるので無理ではないか」と不安を抱えている方も少なくありません。
しかし、自己判断だけで治療をあきらめる必要はありません。
現在の健康状態を正しく伝えることで、
・治療が可能かどうか
・どのような配慮が必要か
・ほかの治療法も含めた選択肢があるか
などを総合的に検討することができます。
疑問や不安を一人で抱え込まず、まずは専門の歯科医師へ相談することが、安全で納得できる治療への第一歩となります。
- インプラント治療では、歯だけでなく全身状態まで丁寧に確認することが、安全性と長期的な安定性につながります。一人ひとりの健康状態に合わせた治療計画を立てるためにも、まずは現在の体調や持病について専門の歯科医師へ相談し、納得したうえで治療を進めることが大切です。
気になる症状やお悩みがある方は、まずはお気軽にご相談ください。
東京都品川区YDC審美インプラント治療専門ガイド
監修:医療法人スマイルパートナーズ 理事長/齋藤和重
『山手歯科クリニック大井町』
住所:東京都品川区東大井5丁目25−1 カーサ大井町 1F
『山手歯科クリニック戸越公園』
住所:東京都品川区戸越5丁目10−18
*監修者
*経歴
1990年 鶴見大学歯学部卒業。1991年 インプラント専門医に勤務。1999年 山手歯科クリニック開業。
2001年 INTERNATIONAL DENTAL ACADEMY ADVANCED PROSTHODONTICS卒業。
2010年 医療法人社団スマイルパートナーズ設立。
*所属
・ICOI国際インプラント学会 指導医
・ICOI国際インプラント学会 ローカルエリアディレクター
・ITI国際インプラント・歯科再生学会 公認 インプラントスペシャリスト
・日本口腔インプラント学会 会員
・日本顎顔面インプラント学会 会員
・国際審美学会 会員
・日本歯科審美学会 会員
・日本アンチエイジング歯科学会 会員
・INTERNATIONAL DENTAL ACADEMY ADVANCED PROSTHODONTICS(2001年)
・CID Club (Center of Implant Dentistry)所属
・国際歯周内科研究会 所属
・5-D JAPAN 所属
・デンタルコンセプト21 所属
・インディアナ大学歯学部 客員 講師
・南カルフォルニア大学(USC)客員研究員
・南カルフォルニア大学(USC)アンバサダー
・USC (南カルフォルニア大学)歯学部JP卒
・USC University of Southern California)センチュリー・クラブ
・プレミアム・メンバー
※詳しいプロフィールはこちらより