なぜ「今すぐやらなくていい人」ほどインプラントで後悔するのか?

こんにちは。スマイルパートナーズ山手歯科クリニックです。

歯を失ったままの状態があっても、「特に痛みはないし、生活に困っているわけでもない」「今すぐ治療しなくても、もう少し様子を見てもいいかも」そう感じて、インプラント治療を後回しにしている方は少なくありません。

実際、食事もできていて、会話にも支障がなく、見た目もそれほど気にならなければ、今は大丈夫と判断するのは自然なことです。
忙しい日常の中で、治療のことを深く考えずに済む状態が続けば、「今は考えなくてもいい」という選択が積み重なっていきます。

しかし、インプラント治療についてご相談を受ける中で、後になって「もっと早く知っていれば、考え方が違ったかもしれない」と話される方がいらっしゃるのも事実です。

歯がない状態による影響は、すぐに痛みや強い不自由として現れるとは限りません。
そのため、困っていない今が続くほど、判断を先延ばしにしやすいという特徴があります。
そしてその時間の積み重ねが、将来の選択肢や判断のしやすさに影響することもあります。

このコラムでは、
・「今すぐやらなくてもいい」と感じてしまう心理
・インプラント治療を後回しにする人が抱えやすい不安
・歯がない状態を放置した場合に起こりやすい変化
・「まだ大丈夫」が後悔につながりやすい理由

について、落ち着いた視点で整理していきます。

治療を急かすための内容ではありません。
**
「決断する前に、知っておいてほしいこと」**をまとめたコラムです。
「今は困っていない」と感じている今だからこそ、ぜひ一度、続きを読み進めてみてください。

 

1.「今は困っていないから大丈夫」と思ってしまう心理

歯がない状態があっても、痛みや大きな不自由を感じなければ、「今すぐ何かをしなくても問題ないのでは」と感じてしまう方は少なくありません。
この考え方は、ごく自然なものですが、インプラント治療を後回しにする背景には、いくつか共通した心理が見られます。

 

痛みがない状態が続くと判断を先延ばしにしやすい理由

歯を失った直後や一定期間が経過した後でも、痛みが出ないケースは珍しくありません。
そのため、「痛くない=問題が起きていない」と感じやすくなります。

しかし、歯がないことによる影響は、

  • すぐに痛みとして現れない
  • ゆっくりと時間をかけて進行する
  • 違和感に慣れてしまいやすい

といった特徴があります。痛みがない状態が続くほど、「今は考えなくてもよさそう」という判断につながり、結果として検討のタイミングが先延ばしになりやすくなります。

 

日常生活に支障が出にくい欠損の落とし穴

歯が一本ない、奥歯が欠けているといった状態でも、反対側で噛めたり、食事の工夫ができたりすると、日常生活に大きな支障を感じないことがあります。

このような場合、

  • 食事は問題なくできている
  • 会話にも支障がない
  • 見た目も気にならない

といった理由から、「このままでも生活できている」と感じやすくなります。

ただし、支障が出にくいことと、口腔内で変化が起きていないことは同じではありません。

欠損部位をかばう状態が続くことで、周囲の歯や噛み合わせに影響が及ぶこともあり、その変化は自覚しにくい点が落とし穴になります。

 

「様子を見る」という選択が増えていく背景

最初は「少し考えてからにしよう」と思っていた判断が、
気づけば「もうしばらく様子を見よう」に変わっていくことがあります。
これは、特別な問題が起きていない状態が続くことで、
現状維持が安心に感じられるためです。

また、

  • 忙しくて時間が取れない
  • 治療のことを考えると不安になる
  • 情報が多くて決めきれない

といった要素が重なることで、
「今は考えない」という選択が積み重なっていきます。
このようにして、明確な理由がないまま、
後回しの期間が長くなってしまうケースも少なくありません。

 

「今は困っていないから大丈夫」と感じてしまう背景には、痛みがないことや、日常生活に支障が出にくいこと、そして様子見を続けやすい環境があります。
これらは自然な心理ですが、必ずしも将来の状況まで保証するものではありません。

 

2.インプラント治療を後回しにする人が抱えやすい不安

インプラント治療を検討しながらも、「今すぐでなくてもいいかもしれない」と感じてしまう背景には、治療そのものに対する不安が重なっていることが少なくありません。
これらの不安は、はっきりと言葉にしづらく、結果として判断を先延ばしにする要因になりやすい特徴があります。

 

手術や治療期間に対する漠然とした恐怖

インプラント治療と聞くと、「手術が必要」「体への負担が大きそう」といったイメージから、漠然とした恐怖を感じる方は多いものです。
特に、

  • 外科処置に対する苦手意識
  • 痛みや腫れがどの程度なのか分からない不安
  • 治療が長引くのではないかという心配

といった点が、具体的な情報がないまま膨らみやすくなります。
恐怖がはっきりしないほど、「今は考えないでおこう」という気持ちにつながりやすく、検討そのものを後回しにしてしまう傾向があります。

 

費用や通院回数が見えにくいことへの抵抗感

インプラント治療について調べる中で、費用や通院回数が分かりにくいと感じる方も少なくありません。治療内容が個別に異なるため、「自分の場合はいくらかかるのか」「どれくらい通うのか」が想像しづらい点が、不安につながります。

特に、

  • 想定以上の費用がかかるのではないか
  • 通院が長期間になるのではないか
  • 生活や仕事への影響が読めない

といった思いが重なると、判断を先延ばしにする理由になりやすくなります。
見えにくさそのものが抵抗感となり、相談の一歩を踏み出しにくくしてしまうケースもあります。

 

年齢や体調面への心配が重なっていく流れ

インプラント治療を後回しにしているうちに、「年齢的に大丈夫だろうか」「体力が持つだろうか」といった、別の不安が加わってくることもあります。

例えば、

  • 年齢を重ねることで治療が難しくなるのではないか
  • 持病や体調の変化が影響しないか
  • 以前より回復に時間がかかるのではないか

といった心配が積み重なり、結果として「今さら相談しても遅いかもしれない」という気持ちに変わっていくことがあります。
こうして不安が連鎖することで、検討のタイミングをさらに逃してしまうケースも見られます。

 

インプラント治療を後回しにする背景には、手術への恐怖、費用や通院の見えにくさ、年齢や体調への心配といった不安が重なっています。
これらは特別なものではなく、多くの方が自然に抱く感情です。

 

3.歯がない状態を放置すると起こりやすい変化

歯を失った状態が続いていても、痛みや強い不便さを感じない場合、「このままでも問題ないのでは」と思ってしまうことがあります。
しかし、歯がない状態は、気づかないうちに口腔内全体へ影響を及ぼすことがあります。

 

噛み合わせや周囲の歯への影響

歯は一本ずつ独立しているように見えて、噛み合わせの中でバランスを取り合っています。
そのため、歯が一本失われるだけでも、周囲の歯や噛み合わせに変化が生じることがあります。

例えば、

  • 欠損部位に向かって隣の歯が傾いてくる
  • 噛み合う相手の歯が伸びてくる
  • 噛む位置が偏り、特定の歯に負担が集中する

といった変化が、時間をかけて起こることがあります。
これらは徐々に進むため、本人が違和感として気づきにくい点が特徴です。

噛み合わせのバランスが崩れることで、他の歯のトラブルにつながる可能性もあります。

 

あごの骨や口腔内環境の変化

歯は噛む力をあごの骨に伝える役割を担っています。
歯がない状態が続くと、この刺激が減少し、あごの骨や歯ぐきに変化が生じることがあります。

一般的には、

  • 欠損部位の骨の量が徐々に変化する
  • 歯ぐきの形や高さが変わる
  • 口腔内の環境が以前と異なってくる

といった変化が見られることがあります。
これらは短期間で急激に起こるものではありませんが、時間の経過とともに進行する可能性があります。

あごの骨や歯ぐきの状態は、将来どのような治療が検討できるかにも関係するため、
現状を把握しておくことが重要です。

 

気づかないうちに進行するリスク

歯がない状態による影響の多くは、痛みや強い症状を伴わずに進行することがあります。
そのため、

  • 特に問題を感じないまま時間が経つ
  • 変化に慣れてしまう
  • 他の歯に不具合が出て初めて気づく

といったケースも少なくありません。
実際に困りごとが表面化したときには、口腔内の条件が以前とは変わっている場合もあります。

「気づかないうちに進む」という点は、欠損を放置する際に見落とされやすいリスクの一つです。

 

歯がない状態を放置すると、噛み合わせや周囲の歯への影響、あごの骨や口腔内環境の変化など、自覚しにくい変化が少しずつ積み重なっていくことがあります。

 

4.「まだ大丈夫」が後悔につながりやすい理由

歯がない状態に慣れ、「今は特に困っていない」「もう少し先で考えてもいい」と感じている間にも、口腔内の環境は少しずつ変化していきます。
この変化に気づかないまま時間が経つことで、後になって「もっと早く考えていれば」と感じる場面が生まれやすくなります。

 

治療の選択肢が少しずつ変わる可能性

インプラント治療の可否や進め方は、歯がない期間や口腔内の状態によって左右されます。
時間の経過とともに、

  • 噛み合わせのバランスが変わる
  • 周囲の歯に負担がかかる状態が続く
  • あごの骨や歯ぐきの条件が変化する

といった要素が重なり、当初とは異なる選択肢が検討される場合があります。
これは、「早くしなかったから悪い」という意味ではなく、状況の変化に応じて前提条件が変わるという現実的な問題です。

 

将来的に治療条件が厳しくなるケース

歯がない状態を長く放置した場合、治療を考える際の条件が厳しくなることもあります。
例えば、

  • 骨や歯ぐきの状態により、追加の対応が必要になる
  • 治療計画が複雑になる
  • 体力や通院の負担を考慮する必要が出てくる

といったケースです。
これらは必ず起こるものではありませんが、可能性として知っておくことで、判断を先延ばしにする影響を具体的にイメージしやすくなります。

「今は大丈夫」という感覚が、将来の条件まで保証するものではない点が重要です。

 

時間の経過が判断に影響するポイント

多くの方が治療を真剣に考え始めるのは、「噛みにくくなった」「他の歯に不具合が出た」など、実際に困りごとが出てからです。
しかし、その段階では、

  • 早く対応しなければならないという焦り
  • 選択肢をじっくり比較する余裕のなさ
  • 不安が強くなった状態での判断

といった状況になりやすく、冷静な判断が難しくなることがあります。

時間の経過は、口腔内の状態だけでなく、判断のしやすさにも影響します。

 

「まだ大丈夫」と感じて治療を後回しにすることは、自然な判断に見えるかもしれません。
しかし、時間の経過とともに状況が変化し、選択肢や治療条件、判断の余地に影響が出る可能性があります。

 

5.インプラント治療の基本を整理する

インプラント治療について考え始めたとき、「そもそも何のための治療なのか」「他の治療とどう違うのか」といった基本的な部分が曖昧なまま、不安だけが先に膨らんでしまうことがあります。
治療を後回しにしないためには、まずインプラント治療の位置づけを整理しておくことが大切です。

 

どのような目的で行われる治療なのか

インプラント治療は、歯を失った部分に人工の歯根を埋め込み、噛む機能や口腔内のバランスを回復することを目的とした治療です。
見た目を整えることだけが目的ではなく、

  • 噛む力を安定させる
  • 周囲の歯や噛み合わせへの負担を抑える
  • 口腔内全体の機能を保つ

といった点も重視されています。
歯がない状態をそのままにしていると、欠損部位だけでなく、他の歯やあごにも影響が及ぶことがあります。インプラント治療は、そうした変化を踏まえたうえで、長期的な口腔内の安定を目指す治療として位置づけられます。

 

他の補綴治療との考え方の違い

歯を失った場合の治療には、インプラント以外にもブリッジや入れ歯といった選択肢があります。
これらはそれぞれ役割や考え方が異なります。

一般的には、

  • 周囲の歯を支えとして補う方法
  • 取り外しが可能な装置を使う方法
  • 欠損部位単独で補う方法

といった違いがあります。
インプラント治療は、周囲の歯に依存せず、欠損部位を単独で補うという考え方が特徴です。
ただし、どの治療が適しているかは一律ではなく、口腔内の状態や生活背景によって異なります。

「どれが良い・悪い」という判断ではなく、目的や条件に合っているかどうかが重要な視点になります。

 

診断が重要とされる理由

インプラント治療では、事前の診断が非常に重要とされています。
これは、治療の可否や進め方が、見た目だけでは判断できない要素に左右されるためです。

診断では、

  • 欠損部位の状態
  • あごの骨や歯ぐきの状況
  • 噛み合わせや周囲の歯との関係
  • 全身状態や生活背景

といった点が総合的に確認されます。
これらを把握することで、インプラント治療が検討できるかどうか、
他の選択肢も含めて考えることが可能になります。

診断は、治療を決めるためだけでなく、無理のない判断をするための情報整理として重要な役割を果たします。

 

インプラント治療は、歯を補うための一つの方法であると同時に、口腔内全体のバランスや機能を考えた治療です。
他の補綴治療との違いを理解し、診断を通して自分の状態を把握することが、後悔しにくい判断につながります。

 

6.後回しにしていても、治療が検討できるケース

歯がない状態を長くそのままにしてきた方の中には、「今さら相談しても遅いのではないか」「もう選択肢は残っていないのでは」と感じている方も少なくありません。
しかし、後回しにしてきたからといって、必ずしも治療の検討ができなくなるわけではありません。

 

欠損期間が長くても相談できる理由

歯を失ってから時間が経っていると、「もう何年も経っているから無理かもしれない」と感じやすくなります。
ただし、インプラント治療の可否は、欠損期間の長さだけで一律に決まるものではありません。

実際には、

  • 現在の口腔内の状態
  • あごの骨や歯ぐきの状況
  • 周囲の歯や噛み合わせのバランス

といった要素を総合的に見て判断されます。
欠損期間が長くても、現時点の条件によっては検討の余地があるケースもあります。

「期間が長い=相談できない」という思い込みが、受診のハードルを上げてしまうこともあるため、まずは現状を確認することが大切です。

 

骨や歯ぐきの状態に応じた考え方

インプラント治療では、あごの骨や歯ぐきの状態が重要な判断材料になります。
これらは、欠損期間と一定の関係はありますが、個人差が大きい点も特徴です。

例えば、

  • 骨の量や質がどの程度保たれているか
  • 歯ぐきの状態が安定しているか
  • 周囲の組織とのバランスが取れているか

といった点が確認されます。
状態によっては、インプラント以外の治療を含めて検討する場合もありますが、
それも含めて「選択肢を整理する」ことが相談の目的です。

状態に応じた考え方をすることで、無理のない判断につながります。

 

一人ひとり異なる治療計画の前提

インプラント治療の計画は、一人ひとり同じではありません。
欠損部位や本数、口腔内の環境、生活背景などによって、考え方は大きく変わります。

そのため、

  • すぐに治療を始める場合
  • 準備期間を設ける場合
  • 経過を見ながら判断する場合

など、複数の選択肢が提示されることもあります。
治療計画は、「できる・できない」を決めるためだけでなく、現状に合った進め方を考えるためのものです。

他の人の体験や一般的な情報だけで判断せず、自分の状態を基準に考える視点が重要になります。

 

歯がない状態を後回しにしてきた場合でも、治療の検討ができるケースは少なくありません。
欠損期間だけで判断するのではなく、現在の口腔内の状態をもとに考えることが大切です。

 

7.「今の自分」に合った判断をするための視点

インプラント治療について調べていると、「こうするべき」「この方法が一般的」といった情報を多く目にします。
しかし、治療の判断は一般論だけで決められるものではなく、今の自分の状態に合っているかどうかを軸に考えることが大切です。

 

一般的な情報と個別判断の違い

インターネットや書籍にある情報の多くは、平均的な症例や一般的な考え方をもとにまとめられています。
これらは判断の参考にはなりますが、そのまま自分に当てはまるとは限りません。

インプラント治療の可否や進め方は、

  • 欠損部位や本数
  • あごの骨や歯ぐきの状態
  • 噛み合わせや周囲の歯との関係
  • 年齢や全身状態

など、複数の要素によって決まります。
同じ「歯がない状態」でも、条件は一人ひとり異なります。一般的な情報は「判断材料の一部」として捉え、最終的な判断は個別の状態をもとに行う必要があります。

 

不安を整理して相談に臨む方法

相談を考える際、「何が不安なのか分からない」「うまく説明できるか心配」
と感じる方も多いものです。
その場合は、不安を整理しておくことが役立ちます。

例えば、

  • 手術に対する不安
  • 費用や通院に関する心配
  • 年齢や体調についての疑問

など、思いつくことを簡単に書き出してみるだけでも十分です。
はっきりした言葉になっていなくても、「漠然と不安」という感覚自体が重要な情報になります。

整理しておくことで、相談の場で質問しやすくなり、説明を受けた内容を理解しやすくなります。

 

早く決めることと、早く知ることの違い

インプラント治療を考えると、「早く決断しなければならない」と感じてしまうことがあります。
しかし、早く決めることと、早く知ることは別のものです。

早く知ることは、

  • 現在の状態を把握する
  • 選択肢や見通しを整理する
  • 将来に向けた準備をする

という意味を持ちます。
一方、早く決めることは、十分な理解や納得がないまま結論を出してしまうリスクもあります。

判断を急ぐのではなく、知ることから始めることで、自分のペースで考える余地が生まれます。

 

「今の自分」に合った判断をするためには、一般的な情報と個別の状態を切り分けて考え、不安を整理したうえで相談に臨むことが大切です。
早く決める必要はありませんが、早く知ることには大きな意味があります。

 

8.後悔しにくい選択につながる医院選びの考え方

インプラント治療を検討する際、「どの治療法を選ぶか」と同じくらい重要なのが、どの医院で相談するかという視点です。
判断を後回しにしてしまう背景には、「きちんと説明してもらえるのか」「急がされないだろうか」といった不安が隠れていることも少なくありません。

 

丁寧な説明と検査体制への注目

納得のいく判断をするためには、現在の状態を正しく理解できることが欠かせません。
そのため、説明の丁寧さと検査体制は重要なポイントになります。

具体的には、

  • 検査の目的や内容を分かりやすく説明してくれる
  • 現在の口腔内の状態を具体的に示してくれる
  • 専門用語をかみ砕いて伝えてくれる

といった対応があると、患者様は自分の状況を把握しやすくなります。
検査結果をもとに説明が行われることで、判断は「不安」から「理解」に近づいていきます。

 

治療を急がせない姿勢の重要性

インプラント治療は、その場で結論を出さなければならない治療ではありません。
にもかかわらず、早急な決断を求められると、
十分に納得できないまま判断してしまうリスクがあります。

後悔しにくい医院では、

  • すぐに治療を始める前提で話を進めない
  • 複数の選択肢を提示してくれる
  • 「今は治療しない」という判断も尊重してくれる

といった姿勢が見られます。
治療を急がせない姿勢は、患者様が自分のペースで考える余地を守ることにつながります。

 

長期的な視点で相談できるかどうか

インプラント治療は、治療が終わった時点で完結するものではありません。
その後のメンテナンスや、将来の口腔内環境まで含めて考える必要があります。

そのため、

  • 治療後の管理や通院について説明がある
  • 将来的な変化も含めて話してくれる
  • 今後の生活や年齢を踏まえた提案がある

といったように、長期的な視点で相談できるかどうかも大切な判断材料です。
短期的な結果だけでなく、「この先どう向き合っていくか」を一緒に考えられる医院は、安心して相談しやすい環境と言えます。

 

後悔しにくい選択につながる医院選びには、治療技術だけでなく、説明や対話の姿勢が大きく関わります。
丁寧な説明と検査体制、治療を急がせない姿勢、そして長期的な視点で相談できるかどうかが、納得のいく判断につながります。

 

9.インプラントを後回しにしている人のよくある疑問

インプラント治療を「今すぐではない」と考えている方ほど、はっきりとした結論が出ないまま、疑問や不安を抱え続けていることがあります。
この章では、後回しにしている方からよく聞かれる質問について、判断の整理につながる視点でお答えします。

 

Q.歯がないままでも問題ない期間はあるのか

A.一概に「この期間なら問題ない」と言える基準はありません。

歯がない状態がどの程度影響するかは、欠損部位や本数、噛み合わせ、周囲の歯の状態などによって異なります。
痛みや不自由を感じていなくても、

  • 周囲の歯が動いてくる
  • 噛み合わせのバランスが変わる
  • あごの骨や歯ぐきに変化が生じる

といった影響が、少しずつ進むことがあります。

「今は問題がない」と感じている期間が、そのまま将来の状態を保証するわけではない点を理解しておくことが大切です。

 

Q.年齢が上がってからでも相談できるのか

A.年齢だけで相談の可否が決まることはありません。

インプラント治療の相談は、年齢そのものよりも、現在の口腔内の状態や全身状態を踏まえて行われます。
実際には、

  • あごの骨や歯ぐきの状態
  • 持病の有無や体調
  • 通院や治療への負担

などを総合的に確認したうえで、検討できるかどうかが判断されます。
「年齢的に遅いのでは」と感じていても、まずは現状を知るために相談すること自体は可能です。

 

Q.今すぐ治療しない場合にできること

A.治療を決断しなくても、現状を把握することはできます。

今すぐインプラント治療を始めるつもりがなくても、

  • 現在の口腔内の状態を確認する
  • 将来どのような変化が起こり得るかを知る
  • 検討できる選択肢を整理する

といったことは可能です。
これらは「治療を始めるため」ではなく、判断材料をそろえるための行動と言えます。

何もせずに時間が過ぎるのではなく、情報を得たうえで「今は治療しない」という判断をすることも、一つの選択です。

 

インプラントを後回しにしている方が抱きやすい疑問には、明確な正解が一つあるわけではありません。
歯がない期間や年齢だけで判断するのではなく、今の状態を知ることが重要なポイントになります。

 

10.「決断」よりも先に必要な一歩

インプラント治療について考え始めたとき、多くの方が「やるか、やらないか」という決断に意識を向けがちです。
しかし実際には、治療を決める前に踏むべき大切な段階があります。それが、自分の状況や気持ちを整理し、正しい情報を得ることです。

 

後回しにしている理由を言葉にすること

治療を後回しにしている背景には、必ず何らかの理由や感情があります。
それは決して怠慢ではなく、ごく自然な反応です。

例えば、

  • 手術への不安
  • 費用や通院に対する心配
  • 今は困っていないという感覚
  • 何から考えればよいか分からない戸惑い

など、人によって理由は異なります。
まずは「なぜ迷っているのか」「何が引っかかっているのか」を、自分なりの言葉で整理してみることが大切です。
理由を言葉にすることで、不安の正体が少しずつ見えてきます。

 

専門家に現状を確認する意味

インプラント治療を検討するうえで、専門家に現状を確認してもらうことは、
必ずしも「治療を始める」という意味ではありません。

現状確認では、

  • 歯がない部分の状態
  • 周囲の歯や噛み合わせの様子
  • 将来的に起こり得る変化

などを客観的に把握することができます。
自己判断だけでは見えにくい点を知ることで、漠然とした不安が整理されやすくなります。

「今すぐ決めないために、今を知る」という姿勢も、大切な選択の一つです。

 

 

将来を見据えた選択肢を知るためのスタート

インプラント治療を考えることは、単に欠損を補うかどうかを決めることではありません。
これから先の生活や、口腔内の健康とどう向き合っていくかを考える機会でもあります。

早い段階で情報を得ておくことで、

  • 今できる選択肢
  • 将来に向けた準備の必要性
  • あえて今は治療しないという判断

などを、落ち着いて検討することが可能になります。
これは「急いで決断する」こととは異なり、将来を見据えた選択肢を知るためのスタート地点と言えます。

 

インプラント治療において大切なのは、いきなり決断することではなく、後回しにしている理由を整理し、現状を正しく知ることです。その積み重ねが、納得のいく選択につながります。

 

 

東京都品川区YDC審美インプラント治療専門ガイド
監修:医療法人スマイルパートナーズ 理事長/齋藤和重
『山手歯科クリニック大井町』
住所:東京都品川区東大井5丁目25−1 カーサ大井町 1F

『山手歯科クリニック戸越公園』
住所:東京都品川区戸越5丁目10−18

*監修者

医療法人社団スマイルパートナーズ

理事長 齋藤 和重

*経歴

1990年 鶴見大学歯学部卒業。1991年 インプラント専門医に勤務。1999年 山手歯科クリニック開業。

2001年 INTERNATIONAL DENTAL ACADEMY ADVANCED PROSTHODONTICS卒業。

2010年 医療法人社団スマイルパートナーズ設立。

*所属

ICOI国際インプラント学会 指導医

ICOI国際インプラント学会 ローカルエリアディレクター

ITI国際インプラント・歯科再生学会 公認 インプラントスペシャリスト

ITI Member

OAM先進インプラント認定医・公認インストラクター

日本口腔インプラント学会 会員

日本顎顔面インプラント学会 会員

国際審美学会 会員

日本歯科審美学会 会員

日本アンチエイジング歯科学会 会員

・INTERNATIONAL DENTAL ACADEMY ADVANCED PROSTHODONTICS(2001年)

CID Club (Center of Implant Dentistry)所属

みなとみらい(MM)インプラントアカデミー 所属

国際歯周内科研究会 所属

5-D JAPAN 所属

デンタルコンセプト21 所属

・インディアナ大学歯学部 客員 講師

・南カルフォルニア大学(USC)客員研究員

・南カルフォルニア大学(USC)アンバサダー

・USC (南カルフォルニア大学)歯学部JP卒

・USC   University of Southern California)センチュリー・クラブ

・プレミアム・メンバー

※詳しいプロフィールはこちらより

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