歯周病はどのくらいで治る?通院回数や期間の目安とは?

歯周病かも?まずは気軽に相談から

・小さな違和感も早めの受診がカギ

「歯ぐきが少し腫れている気がする」「朝起きたとき、口の中がネバつく」──こんな違和感を覚えたら、それは歯周病のサインかもしれません。歯周病は、痛みがないまま静かに進行する“サイレントディジーズ”と呼ばれています。
初期段階では症状が目立たないため、違和感を放置してしまう方も少なくありません。しかし、歯周病は放っておくと歯ぐきだけでなく、歯を支える骨にまで影響を及ぼし、最終的には歯を失うリスクが高まります。
「これくらい大丈夫」と思わず、ほんの少しの違和感でも気軽に歯科医院にご相談ください。早期発見・早期治療こそが、あなたの大切な歯を守る第一歩です。

・初診ではどんなことをするの?

初めてご来院いただいた際は、まず問診で現在のお口の状態や気になる症状について丁寧にお伺いします。そのうえで、歯ぐきの腫れや出血の有無、歯のぐらつきなどを確認するための視診・触診、レントゲン検査、歯周ポケット(歯と歯ぐきの隙間)の深さ測定を行います。
検査の結果から、現在の歯周病の進行度を正確に把握し、患者様一人ひとりに最適な治療計画を立案していきます。
「検査は痛いのかな?」「時間がかかるのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、初診時の検査はほとんど痛みを伴わず、30〜60分程度で終了するのが一般的です。安心してお越しください。

・「今の状態」と「これからのプラン」を丁寧にご説明

検査結果に基づいて、今のお口の状態をわかりやすくご説明いたします。
たとえば、歯周ポケットの深さや炎症の有無を具体的な数値や画像を交えてお伝えすることで、「自分の歯ぐきが今どんな状態なのか」をイメージしやすくなるよう工夫しています。
そのうえで、治療に必要な通院回数や期間、費用の目安もご説明し、患者様のご希望に沿った無理のないスケジュールを一緒に考えていきます。
また、歯周病治療では「毎日のセルフケア(ブラッシング)」も非常に重要なため、初診時から正しい磨き方のアドバイスも行います。「これなら続けられそう!」と思っていただけるような、負担の少ないケア方法をご提案いたします。
不安や疑問があれば、どんな小さなことでもご相談ください。治療方針に納得・安心して取り組んでいただくことを、私たちは何より大切にしています。

 

歯周病は、初期段階であれば比較的短期間・少ない通院回数で治療を完了できる可能性が高くなります。違和感を感じたそのときこそが、未来の健康を守るためのベストタイミングです。
「まだ大丈夫」と思わずに、ぜひ一度、気軽にご相談ください。あなたの笑顔を守るために、私たちは全力でサポートいたします。

歯周病の進行度で変わる通院回数

・軽度の場合の通院期間の目安

「歯ぐきからたまに出血する」「朝起きると口の中がネバつく」といった軽度の歯周病は、比較的短期間で治療できるケースが多いです。
通常、軽度の歯周病であれば、1〜2週間おきに2〜4回の通院で症状の改善が期待できます。
治療の中心は、歯科医院で行う歯石除去(スケーリング)と、患者様ご自身で取り組んでいただく正しいブラッシング習慣の確立です。
初期の段階でしっかり治療を始めることができれば、歯ぐきの健康を比較的スムーズに取り戻すことができるでしょう。

・中等度〜重度の場合の治療スケジュール

一方で、歯ぐきの腫れが目立ったり、歯がぐらつく、噛むと違和感があるなど、中等度から重度に進行している場合は、治療期間が長くなる傾向にあります。
この場合、まずは徹底的なプラークコントロールとスケーリング・ルートプレーニングを数回にわたって行い、歯ぐきの炎症を抑えるところからスタートします。
その後、歯周ポケットの深さや骨の状態を再評価し、必要に応じて歯周外科治療(ポケット除去手術や再生療法)を検討することもあります。
中等度以上の場合、治療期間は6ヶ月〜1年程度を目安とし、月1〜2回のペースで通院いただくことが多いです。
また、歯周病の進行具合によっては、部分的な治療を段階的に行う場合もあります。

・患者様一人ひとりに合わせた無理のない治療計画

歯周病治療は「何回で終わる」と一律に決まるものではありません。患者様の歯ぐきの状態、生活習慣、全身疾患の有無(糖尿病など)、セルフケアの精度など、さまざまな要素を考慮しながら、最適な治療プランを組み立てます。
そのため、初診時にしっかりとした検査とカウンセリングを行い、患者様ご自身にも治療の進め方をご理解いただくことを大切にしています。
また、忙しい方や遠方から通われる方にも配慮し、通院頻度や1回あたりの治療時間を調整するなど、できるだけご負担の少ないプランをご提案しています。
「できるだけ早く治したい」「じっくり丁寧に進めたい」──そんなご希望もぜひ遠慮なくお聞かせください。
歯周病治療は、患者様と歯科医院が二人三脚で取り組む“チーム医療”です。一緒に、健康なお口を取り戻していきましょう。

 

歯周病は、早期発見・早期治療であれば、通院回数も期間も短縮できる可能性が高まります。
逆に、症状を放置すればするほど、治療が長期化し、負担も大きくなってしまいます。
「このくらいなら大丈夫」と思わず、まずは一度、歯科医院にご相談ください。あなたのお口の健康を守るために、最適なプランをご提案いたします。

 

治療はどんなふうに進んでいくの?

・最初は歯石取りとブラッシング指導から

歯周病の治療は、まず「原因を取り除くこと」から始まります。
初期段階では、歯の表面や歯ぐきの中にこびりついた歯垢や歯石を、専用の器具を使って丁寧に取り除く『スケーリング』を行います。
この処置により、炎症の原因となっている細菌の温床をリセットできるため、歯ぐきの状態が徐々に改善していきます。
また、治療と並行して、ご自宅で行う歯みがき(セルフケア)の質を高めるためのブラッシング指導も重要なポイントです。
「正しい磨き方って意外と知らなかった」「今まで自己流だったかも」と気づかれる方も多く、日常のケアを見直すことで治療効果をぐっと高めることができます。

・歯ぐきの変化に合わせて、ステップごとにチェック

歯周病治療は、1回で完了するものではありません。
一定期間ごとに再検査を行い、歯ぐきの炎症の改善度、歯周ポケットの深さ、歯の動揺度などをチェックします。
これにより、治療の効果を可視化しながら、次に必要な処置を判断していきます。
たとえば、歯周ポケットが浅くなり、出血や腫れがなくなっていれば、メインテナンス(定期的なクリーニングとチェック)へ進むことができます。
一方、ポケットが深いまま改善が不十分な場合には、さらに精密な治療や外科処置を検討することもあります。
このように、歯周病治療は「段階的に進める」ことが特徴です。
状態に合わせた最適な対応を重ねることで、確実な改善を目指します。

・治療中も「できるだけ痛みを抑える工夫」を

歯周病治療に対して「痛いのでは?」と不安を感じる方もいらっしゃいます。
当院では、治療中の痛みや不快感を最小限に抑えるため、さまざまな工夫を行っています。
たとえば、スケーリング時には痛みに敏感な部位には表面麻酔を使用し、必要に応じて局所麻酔を行うことで、患者様に負担をかけない治療を心がけています。
また、治療中は常にお声がけをしながら進めますので、不安な点や違和感があればすぐに伝えていただけます。
患者様お一人おひとりに合わせたペースで進めるため、「歯科治療が苦手」という方も安心して通院していただけます。
痛みや不安を最小限に、リラックスした状態で治療を受けていただけるよう、私たちは常に細やかな配慮を大切にしています。

 

歯周病治療は、原因除去からメインテナンスまで一歩ずつ着実に進めていくプロセスです。
その過程で大切なのは、患者様ご自身のケアと、歯科医院でのプロフェッショナルケアが両輪となって支え合うこと。
「一緒に治していく」そんな気持ちを共有しながら、確実な改善を目指していきましょう。
あなたの大切な歯と歯ぐきを守るために、私たちは全力でサポートいたします。

 

本当にそんなに通わなきゃいけないの?

・通院回数が多い理由と、その大切な意味

「歯周病治療って、どうしてこんなに何度も通院が必要なの?」──そう疑問に思われる方も多いかもしれません。
しかし、歯周病は「一度きれいにすれば完治する」という単純な病気ではありません。
原因となる歯垢や歯石を取り除いた後も、歯ぐきの中に隠れた細菌の影響や、再感染のリスクを常に管理していく必要があります。
また、歯周病は生活習慣やセルフケアの影響を強く受けるため、治療を進めながらブラッシングの精度向上や生活習慣の見直しも同時に行うことが大切です。
つまり、何度かに分けて丁寧にケアとチェックを繰り返していくことが、健康な状態を取り戻すために不可欠なのです。

・自己流ケアだけでは届かない場所をプロがサポート

「毎日歯みがきしているのに、なぜ通わないといけないの?」
そう感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、歯周病の原因となる歯垢や歯石は、歯ブラシだけでは完全に取り除くことができません。
特に、歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)の奥深くに溜まった細菌の除去は、ご自宅でのセルフケアだけでは限界があります。
プロによるクリーニング(スケーリングやルートプレーニング)でしか届かない場所を徹底的にケアすることで、初めて歯周病の進行を食い止めることができます。
さらに、毎回のチェックで小さな変化を見逃さず、最適なタイミングで次のケアに進めるため、定期的な通院が重要なのです。

・途中でやめてしまうと…?治療中断リスクについて

「何回も通うのは大変だから、少し良くなったら通院をやめよう」──そんなふうに思われる方もいらっしゃいます。
しかし、歯周病治療は中途半端に終わらせてしまうと、短期間のうちに症状が再発・悪化してしまうリスクが非常に高くなります。
治療を途中でやめてしまうと、せっかく改善し始めた歯ぐきの状態が後戻りし、再び炎症が広がってしまう恐れがあります。
特に、歯周ポケットがまだ深いまま放置されると、内部で細菌が活動を続け、骨の吸収が進行してしまうリスクが高まります。
一度失った骨は、自然には元に戻らないため、重症化すれば抜歯を余儀なくされることもあります。
だからこそ、歯科医師と一緒に立てた治療計画に沿って、しっかりと最後まで取り組むことが何よりも大切です。

 

歯周病治療は、決して「無駄な通院」ではありません。
あなた自身の歯を守るために、そして未来の健康を手に入れるために必要なプロセスです。
「どうしてこんなに通うのか」という疑問も、治療を重ねるうちに「通ってよかった」「続けてよかった」と実感していただけるはずです。
少しずつ、一緒に確実な改善を積み重ねていきましょう。
スタッフ一同、あなたのサポートを全力で行ってまいります。

 

軽い歯周病なら〇回で完了もめざせる!

・1〜3ヶ月の集中ケアで変わる未来

「軽い歯周病なら、どのくらいで治るの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
実は、軽度の歯周病であれば、早期に適切な治療を開始することで、比較的短期間で健康な歯ぐきを取り戻すことが可能です。
一般的には、2〜4回のスケーリング(歯石除去)とブラッシング指導を、1〜2週間おきに行いながら、1〜3ヶ月の集中ケアで改善を目指していきます。
通院回数でいえば、おおよそ3〜5回程度が目安です。
もちろん、お口の状態や生活習慣によって多少前後しますが、早めに治療を始めれば、それだけ短い期間での回復が期待できます。

・『短期集中プログラム』に取り組むメリット

軽度の歯周病治療では、特に「短期集中型」のアプローチが効果的です。
最初の数ヶ月間に集中的に歯石除去とセルフケアの改善を行うことで、炎症をしっかり抑え、歯ぐきの状態をリセットすることができます。
短期間で結果が見えるため、患者様自身のモチベーションも高まりやすく、「もっと口の中を大事にしよう」という意識改革にもつながります。
さらに、初期治療をしっかり完了させておくことで、将来的な再発リスクも大きく減らすことができます。
忙しい方でも、「まずこの数ヶ月だけ頑張ってみよう」という気持ちで取り組めるため、負担感も軽減できるメリットがあります。

・治療後も続けたい「守るためのメンテナンス習慣」

短期間で治療が完了したとしても、それで安心してしまってはもったいないのが歯周病です。
治療によって一度健康を取り戻した歯ぐきも、ケアを怠ればすぐに再発するリスクがあります。
そのため、治療後は「メンテナンス(定期的なプロフェッショナルケア)」を続けることが非常に大切です。
具体的には、3〜6ヶ月に1回のペースで歯科医院を受診し、専門的なクリーニング(PMTC)や歯周ポケットのチェックを受けることが推奨されています。
このメンテナンスによって、歯周病の再発を予防し、長期的に健康なお口を維持することができます。
また、日々のブラッシングや生活習慣の見直しも、再発予防には欠かせません。
私たちと一緒に、軽い歯周病を「治す」だけでなく、「守る」ことにも取り組んでいきましょう。

 

軽度の歯周病は、正しいアプローチをすれば短期間で改善が期待できます。
「少し気になるな」と感じたそのタイミングで行動を起こすことが、将来のお口の健康を守る最良の選択です。
まずは一度、気軽にご相談ください。
あなたに合った最適な治療プランをご提案し、一緒に健康な未来を目指していきましょう。

 

中等度以上の歯周病も諦めない

・通院目安は半年〜1年、でもその先にあるもの

「歯周病がかなり進行していると言われた…」
そんなとき、諦めてしまう必要はありません。
中等度以上に進行した歯周病でも、適切な治療とケアを続けることで、進行を食い止め、健康を取り戻すことが可能です。
この段階では、治療に半年〜1年程度の時間をかけることが一般的です。
月に1〜2回のペースで通院していただき、徹底的な歯石除去や、必要に応じて外科処置を行いながら、歯周組織の再生と安定を目指します。
時間はかかるかもしれませんが、その先には「自分の歯で食事を楽しめる未来」が待っています。
長い道のりに思えるかもしれませんが、一緒に一歩ずつ進んでいきましょう。

・最新の歯周外科治療・再生療法とは

中等度〜重度の歯周病では、基本治療(スケーリング・ルートプレーニング)だけでは改善しきれない場合があります。
その場合、歯周外科治療が選択肢となります。
たとえば、深い歯周ポケットを減らすためのフラップ手術や、失われた骨を再生させる「再生療法」などがあります。
再生療法では、特殊な膜(GTR法)や骨補填材を使用して、骨や歯周組織の再生を促進します。
これにより、これまで難しかった重度歯周病の回復も可能になってきました。
もちろん、すべての症例で適応できるわけではありませんが、最新の技術を活用することで、以前よりも治療の幅は大きく広がっています。
治療方法については、カウンセリング時にしっかりとご説明し、納得いただいたうえで進めていきますのでご安心ください。

・生活習慣も一緒に見直して、再発を防ぐ

歯周病の進行には、日々の生活習慣も大きく関わっています。
たとえば、喫煙、糖尿病、ストレス、食生活の乱れなどは、歯周病を悪化させる大きなリスクファクターです。
中等度以上の歯周病では、こうした背景要因にも目を向け、必要に応じて生活習慣の見直しをサポートします。
歯科医院での治療に加え、ご自身の生活を整えることで、治療効果を最大限に引き出し、再発を防ぐことができます。
無理な改善を求めるのではなく、「できるところから少しずつ」をモットーに、患者様と二人三脚で取り組んでいきます。
小さな積み重ねが、大きな結果につながるのです。

 

中等度以上の歯周病でも、諦める必要はありません。
確かに、軽度の治療に比べれば時間も手間もかかります。
しかし、今ここで行動を起こせば、将来の歯の喪失リスクを大きく減らすことができます。
「もう手遅れかも」と思う前に、まずは一度ご相談ください。
あなたの大切な歯を守るために、私たちは全力でサポートいたします。

 

歯周病治療、費用はどれくらい?

・保険適用で通える治療と、自由診療の違い

歯周病治療にかかる費用について、最初に気になる方は多いかもしれません。
基本的な歯周病治療は、健康保険が適用されるため、大きな負担なく受けることができます。
たとえば、スケーリング(歯石除去)やルートプレーニング(歯根のクリーニング)、歯周ポケットの検査などは、保険診療内で行うことが可能です。
一方で、再生療法や特殊な薬剤を使った治療、精密なマイクロスコープ診療など、より高度な治療をご希望の場合は、自由診療(自費治療)になる場合があります。
自由診療は費用が高額になることもありますが、その分、治療の選択肢が広がり、より高精度な治療が可能となります。
患者様のご希望やお口の状態に応じて、保険診療と自由診療のメリット・デメリットを丁寧にご説明し、ご納得いただいたうえで治療方法を決定しますのでご安心ください。

・治療費の目安と、負担を抑える通い方

一般的な歯周病の初期治療(スケーリングやブラッシング指導を含む)は、保険適用で3割負担の場合、1回あたり3,000円〜5,000円程度が目安です。
これに加え、初診料や検査料が別途かかることがありますが、それでも数千円単位で収まることがほとんどです。
中等度以上の歯周病で、外科処置(フラップ手術など)を行う場合も、保険適用内で対応できる範囲が多く、自己負担額は1回あたり1万〜2万円前後となるケースが一般的です。
一方、再生療法などの自由診療を選択した場合は、1部位あたり数万円〜十数万円の費用がかかる場合もあります。
治療の進め方によっては、1回の来院ごとに小分けに支払いができる場合もありますので、負担を分散しながら治療を続けることも可能です。
費用について心配なことがあれば、遠慮なくご相談ください。無理のないペースで、治療とお支払いを両立できるプランを一緒に考えていきます。

・「わかりやすい事前説明」で不安を解消

歯科治療、とくに歯周病治療は、治療内容が多岐にわたるため、費用面でも不安を抱かれる方が多いものです。
当院では、治療開始前に、現在のお口の状態、必要な治療内容、それにかかる費用をわかりやすくご説明しています。
「どこまでが保険適用なのか」「追加費用が発生する場合はあるのか」なども、事前にきちんとお伝えし、患者様にご納得いただいたうえで治療を進めることを大切にしています。
また、自由診療を提案する際も、無理におすすめすることは決してありません。
あくまで患者様ご自身の希望とご予算に合わせた、最適な治療プランをご一緒に考えていきます。
「治療費が心配だから」とためらわず、まずは安心してご相談ください。

 

歯周病治療は、長期的な視点で考えると「自分の歯を守るための大切な投資」です。
歯を失ってしまえば、インプラントや義歯にかかる費用と比べても、治療コストは大きく膨らんでしまいます。
今できるケアを、無理のない範囲で早めにスタートすることが、結果として身体的にも経済的にも負担を軽くしてくれるのです。
あなたのお口と未来の健康を守るために、最適なサポートを全力でご提供いたします。

 

治療だけじゃない!未来を守るメインテナンス

・メインテナンスはどのくらいのペース?

歯周病治療がひと段落しても、それで全てが終わりではありません。
むしろ、本当の意味でお口の健康を守るためには「メインテナンス(定期管理)」が欠かせません。
目安としては、歯周病治療後のメインテナンスは3ヶ月に1回が理想とされています。
この間隔は、歯周ポケット内に細菌が再び増殖し始めるタイミングに合わせた科学的根拠に基づくものです。
お口の状態によっては、4〜6ヶ月に1回で良い方もいらっしゃいますが、初めは3ヶ月ごとにしっかり管理し、安定してきたら徐々に間隔を延ばしていく方法をおすすめしています。

・1回あたりの所要時間と、来院間隔の目安

メインテナンスの1回あたりの所要時間は、約30〜60分程度が一般的です。
内容としては、歯ぐきの状態チェック、歯周ポケット測定、バイオフィルム(細菌の膜)の除去、歯のクリーニング(PMTC)などを行います。
また、ブラッシングのチェックや、生活習慣のアドバイスも適宜行います。
痛みを伴う処置はほとんどなく、リラックスして受けていただける内容です。
この定期的なプロフェッショナルケアを受けることで、歯周病の再発リスクを大幅に減らすことができます。
さらに、もし小さなトラブルが見つかった場合も、早期発見・早期対応が可能になるため、将来的な大きな治療を防ぐことにもつながります。

・“卒業”をめざして、今できること

メインテナンスは、決して「ずっと通わなければいけない負担」ではありません。
むしろ、適切なケアを続けることで、最終的には「メインテナンス卒業」を目指すことも可能です。
卒業とは、歯周病のリスクが十分に下がり、ご自身のセルフケアだけで良い状態をキープできることを意味します。
そのためには、歯科医院でのプロフェッショナルケアと、ご自宅での正しいセルフケアを両立させることが必要です。
ブラッシングだけでなく、歯間ブラシやフロスの活用、食生活の見直し、禁煙支援など、総合的な取り組みを続けることが重要です。
「メインテナンスに通うのが当たり前」ではなく、「自分で守れるお口を作る」ことをゴールに、一緒にステップアップしていきましょう。

 

歯周病は、一度治ったように見えても、再発しやすい病気です。
だからこそ、定期的なメインテナンスが未来の歯を守る最大の武器になります。
今できるケアを続けることで、10年後、20年後も自分の歯でしっかり噛める幸せを手に入れましょう。
あなたのお口の健康を、私たちが全力でサポートいたします。

 

定期検診で“歯周病ゼロ生活”をめざそう

・なぜ定期検診が必要なのか

歯周病治療が完了した後も、「もう通わなくて大丈夫」と思ってしまう方がいらっしゃいます。
しかし、歯周病は完治するというよりも、「コントロールし続ける病気」と言われています。
一度発症した歯周病は、油断すると再発しやすいため、定期的な検診とメインテナンスが不可欠なのです。
定期検診では、治療後の歯ぐきの状態や歯周ポケットの深さ、プラークの付着状況をチェックし、必要に応じてクリーニングやブラッシング指導を行います。
この積み重ねこそが、長期的な歯周病ゼロ生活を実現するカギになります。

・3ヶ月ごとのチェックで守れる未来

理想的な定期検診のペースは、3ヶ月ごとです。
歯周病菌は、歯ぐきの中で約3ヶ月周期で再活性化するといわれており、このタイミングでのチェックとクリーニングによって、再発リスクを最小限に抑えることができます。
3ヶ月ごとにプロの目でお口の状態を確認することで、小さな変化も見逃さず、早期に対応できるのが大きなメリットです。
また、検診のたびに自分のお口の状態を「見える化」できるため、セルフケアのモチベーションアップにもつながります。
「今はどんな状態か」「次までに何を気をつけたらいいか」を知ることが、健康な状態を維持する最大の秘訣です。

・今のお口の状態を「見える化」して実感

当院では、定期検診の際に、歯ぐきの状態を数値化したチャートや写真などを活用し、患者様にも分かりやすくご説明しています。
たとえば、前回との比較で歯周ポケットの深さが改善している様子や、プラークの付着状況の変化などを「目で見て実感」していただけます。
これにより、患者様ご自身が「ここまで良くなった」「あと少し頑張ろう」と前向きな気持ちになれるのです。
単なる“チェック”ではなく、患者様の努力と成果を共有する場として、定期検診を位置づけています。
歯科医院と二人三脚で、確実に健康な口腔環境を育てていきましょう。

 

歯周病を防ぐためには、治療だけでなく「予防」が最も重要です。
そのために欠かせないのが、定期的なプロフェッショナルケアと、お口の中の見える化です。
3ヶ月ごとの定期検診を習慣にすることで、10年後、20年後も自分の歯で食事や会話を楽しめる未来がぐっと近づきます。
あなたの“歯周病ゼロ生活”を一緒に目指していきましょう。
スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。

 

あなたの大切な歯を一緒に守りましょう

・最後に伝えたい、歯科医院からのメッセージ

歯周病は、気づかないうちに進行し、大切な歯を失う原因になる怖い病気です。
でも、早めに気づき、正しくケアを続ければ、決して恐れる必要はありません。
私たちは、治療するだけでなく、その先の未来まで見据えて、患者様一人ひとりに寄り添ったサポートを心がけています。
「どこから始めたらいいかわからない」「こんな症状でも相談していいのかな?」──そんな不安を感じている方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの悩みや希望に寄り添いながら、最適なケアプランをご提案いたします。

・最初の一歩は、勇気よりも“相談”から

歯科医院に足を運ぶことに対して、「怖い」「痛い」「怒られるかも」というイメージを持っている方も多いかもしれません。
でも、私たちが大切にしているのは、まず「安心して相談できる場」であることです。
治療を無理にすすめることはありません。
今のお口の状態を一緒に確認し、どんな選択肢があるのか、どう進めていけるかを一緒に考える──それが最初のステップです。
一歩を踏み出すために必要なのは、勇気ではなく、ただ「話を聞いてみようかな」という小さな気持ちだけで十分です。

・ご予約・お問い合わせはお気軽に!

「まずは相談だけでもいいですか?」というご連絡、大歓迎です。
ご予約やお問い合わせは、WEB・お電話から受け付けています。
お忙しい方にも配慮し、できるだけスムーズなご案内を心がけています。
初めての方にもわかりやすく、リラックスできる環境を整えてお待ちしていますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
あなたの歯とお口の健康を、これから一緒に守っていきましょう。

 

未来の笑顔は、今の小さな一歩から始まります。
あなたがずっとご自身の歯で食事や会話を楽しめるように、私たちは全力でサポートいたします。
「相談してよかった」と思っていただけるよう、スタッフ一同、心を込めてお迎えします。

東京都品川区YDC精密歯周病インプラント治療専門ガイド
監修:医療法人スマイルパートナーズ 理事長/齋藤和重
『山手歯科クリニック大井町』
住所:東京都品川区東大井5丁目25−1 カーサ大井町 1F

『山手歯科クリニック戸越公園』
住所:東京都品川区戸越5丁目10−18

*監修者

医療法人社団スマイルパートナーズ

理事長 齋藤 和重

*経歴

1990年 鶴見大学歯学部卒業。1991年 インプラント専門医に勤務。1999年 山手歯科クリニック開業。

2001年 INTERNATIONAL DENTAL ACADEMY ADVANCED PROSTHODONTICS卒業。

2010年 医療法人社団スマイルパートナーズ設立。

*所属

ICOI国際インプラント学会 指導医

ICOI国際インプラント学会 ローカルエリアディレクター

ITI国際インプラント・歯科再生学会 公認 インプラントスペシャリスト

ITI Member

OAM先進インプラント認定医・公認インストラクター

日本口腔インプラント学会 会員

日本顎顔面インプラント学会 会員

国際審美学会 会員

日本歯科審美学会 会員

日本アンチエイジング歯科学会 会員

・INTERNATIONAL DENTAL ACADEMY ADVANCED PROSTHODONTICS(2001年)

CID Club (Center of Implant Dentistry)所属

みなとみらい(MM)インプラントアカデミー 所属

国際歯周内科研究会 所属

5-D JAPAN 所属

デンタルコンセプト21 所属

・インディアナ大学歯学部 客員 講師

・南カルフォルニア大学(USC)客員研究員

・南カルフォルニア大学(USC)アンバサダー

・USC (南カルフォルニア大学)歯学部JP卒

・USC   University of Southern California)センチュリー・クラブ

・プレミアム・メンバー

※詳しいプロフィールはこちらより

 

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