前歯のインプラントはいくらかかる?
1. 前歯を失った…インプラントの選択は正しい?
・見た目と機能、どちらも妥協したくないのが“前歯”
前歯を失ってしまったとき、多くの方がまず心配されるのは「見た目」の変化ではないでしょうか。
前歯は、口元の第一印象を大きく左右するパーツです。
笑ったとき、話したとき、無意識に相手の目に触れる場所だからこそ、ほんの少しの違和感でも大きなストレスにつながります。
また、前歯は見た目だけでなく「発音」「食べ物をかみ切る機能」にも重要な役割を果たしています。
単なる審美回復ではなく、機能面も含めた再建が求められる場所、それが前歯なのです。
・ブリッジや入れ歯との違いとは?
前歯を失ったときの選択肢として、インプラント以外に「ブリッジ」や「入れ歯」という方法もあります。
- ・ブリッジ:両隣の健康な歯を削り、支えにして人工歯を固定する治療法。
- ・入れ歯:取り外し式で、周囲の歯や粘膜で支える装置。
いずれも有効な治療法ではありますが、ブリッジは隣の歯を削るリスクがあり、入れ歯はどうしても違和感や安定性に課題が残ります。
その点、インプラントは「隣の歯を削らずに」、「自立して固定できる」という大きなメリットがあります。
さらに、見た目も非常に自然に仕上がるため、前歯という繊細な場所において、インプラントは非常に有力な選択肢となります。
・審美性と長期安定性を兼ね備えた“前歯インプラント”
前歯にインプラントを行う際に特に重視すべきポイントは、「審美性」と「長期安定性」です。
まず審美性については、単に白く見せるだけでなく、天然歯特有の「透明感」「色のグラデーション」「歯肉との自然な境界」を再現する高度な技術が求められます。
歯科医師だけでなく、技工士の腕前も結果に直結します。
一方で、長期安定性を確保するためには、単にインプラント体を埋め込むだけでは不十分です。
骨量や歯ぐきの厚みを精密に評価し、場合によっては骨造成(GBR)や歯肉移植(CTG)などの前処置も必要となります。
これらのプロセスを経て初めて、「見た目も噛み心地も自然」な前歯インプラントが完成します。
・インプラントは“未来への投資”
インプラント治療は決して安い買い物ではありません。
特に前歯の場合、費用はさらに高額になることが多いです。
しかし、それは単なる「治療費」ではなく、これからの人生を豊かにするための投資だと私たちは考えています。
もう一度自然に笑いたい。
人前で気兼ねなく話したい。
好きなものを自由に食べたい。
そのために、確かな技術と設備、丁寧な診断と治療計画を持つ歯科医院で、後悔のない選択をしていただきたいと願っています。
次のセクションでは、「2. 気になる前歯インプラントの“相場感”」について詳しくご紹介します。
2. 気になる前歯インプラントの“相場感”
・前歯インプラントの費用はなぜ高い?
インプラント治療と聞くと、「高額なイメージがある」と感じる方も多いのではないでしょうか。
特に、前歯のインプラントは、一般的な奥歯のインプラントよりも費用が高くなるケースが少なくありません。
なぜなら、前歯は単なる機能回復だけでなく、「審美性」が極めて重要視される場所だからです。
歯ぐきのラインや色調、透明感まで自然に再現するためには、より精密な技術と高品質な素材が必要になります。
さらに、骨や歯肉の状態によっては、骨造成や歯肉移植などの追加処置が必要になることもあり、それが費用を押し上げる要因にもなります。
・10万円台ではできない理由
たまに「インプラント10万円〜」といった広告を見かけることがありますが、実際には前歯のインプラント治療を10万円台で済ませることは現実的ではありません。
そもそもインプラントの治療費は、「インプラント体(人工歯根)」だけではなく、上部構造(人工歯)・アバットメント(連結部品)・手術費用などをすべて含めた総額で考える必要があります。
さらに、前歯のインプラントでは、見た目にこだわった素材(セラミックやジルコニア)を使用することがほとんど。
こうした審美性を重視した材料や技術には当然ながらコストがかかるため、結果として費用もある程度高額になるのです。
「安さ」だけで選んでしまうと、仕上がりに満足できなかったり、数年後に再治療が必要になったりするリスクもあるため、注意が必要です。
・費用に差がある3つの要因とは?
前歯インプラントの費用には、医院によって大きな差が出ることがあります。
その理由には、主に次の3つの要因が関係しています。
- ① 使用するインプラントメーカー
世界的に信頼されているインプラントメーカー(例:ストローマン、ノーベルバイオケアなど)は、精度・耐久性に優れている分、コストも高めです。 - ② 上部構造の素材・技工士のレベル
オールセラミックやジルコニアを使用する場合、天然歯に近い美しさを再現できますが、安価な素材に比べると費用は上がります。
また、上部構造を製作する技工士の技術力も、仕上がりと価格に直結します。 - ③ 術前処置の有無
骨の量が足りない場合には「骨造成(GBR)」、歯ぐきが薄い場合には「歯肉移植(CTG)」が必要になることがあります。
これらの追加手術が必要な場合、当然ながら治療費は高くなります。
このように、単純な「本体価格」だけではなく、トータルで何が含まれているかを確認することが非常に重要です。
次回は、「3. 前歯のインプラント、実際はいくらかかるのか?」について、具体的な費用の目安や内訳をわかりやすくご紹介していきます。
3. 前歯のインプラント、実際はいくらかかるのか?
・平均的な費用目安と内訳を解説
前歯のインプラント治療にかかる費用は、地域や医院の方針によって差はあるものの、一般的には1本あたり35万円〜60万円程度が相場とされています。
この金額には、インプラント本体だけでなく、手術費用、人工歯(上部構造)、アバットメント(インプラントと人工歯をつなぐ部品)、場合によっては骨造成などの追加処置費用が含まれる場合もあります。
ただし、医院によっては「インプラント本体代のみ」で提示しているケースもあり、上部構造や手術費用が別途必要となる場合もあるため、トータルの費用感を事前にしっかり確認することが大切です。
・インプラント本体+上部構造+周囲処置の総額
具体的に、前歯のインプラント治療に必要な費用項目を整理すると、以下のようになります。
- インプラント本体(顎の骨に埋め込む人工歯根)…約15〜25万円
- アバットメント(連結パーツ)…約3〜7万円
- 上部構造(人工歯・セラミックまたはジルコニア製)…約10〜20万円
- 手術費用(麻酔・オペ室使用料など含む)…約5〜10万円
- 必要に応じて:骨造成・歯肉移植…それぞれ5〜15万円前後
つまり、すべてを合わせた総額は最低でも35万円以上、ケースによっては50万円を超えることも珍しくありません。
特に前歯の場合、審美性を重視するため、上部構造に高品質なセラミックやジルコニアを使用することが多く、これが費用を押し上げる大きな要因となります。
・見積もりでチェックすべきポイント
インプラントの費用を比較する際には、単純に「1本いくら」で比べるのではなく、以下のポイントを必ず確認しましょう。
- 何が含まれているか(インプラント体、上部構造、アバットメント、手術費用など)
- 骨造成や歯肉移植が必要になった場合の追加費用
- 保証制度の有無(何年保証か、有料か無料か)
- メンテナンス費用(術後の定期検診やクリーニング)
また、見積もりをもらった際には、わからない点を遠慮せずに質問することが重要です。
「どうしてこの金額になるのか?」「何が追加費用になる可能性があるのか?」を明確にしておくことで、後悔のない選択ができます。
特に前歯のインプラントは、単なる価格勝負ではないことを心に留めておきましょう。
「安かったけど見た目に満足できなかった」「早くにトラブルが起きた」など、後悔しないためにも、費用だけでなく治療内容・技術・アフターケア体制まで総合的に比較検討することが大切です。
次のセクションでは、「4. “見える部分”だからこそ審美性が重要」について、さらに掘り下げて解説していきます。
4. “見える部分”だからこそ審美性が重要
・インプラントの見た目を決める“上部構造”とは
インプラント治療において、目に見えるのは「上部構造」と呼ばれる人工歯の部分です。
いくらインプラント本体がしっかり顎の骨に固定されていても、上部構造の仕上がりが不自然では、せっかくの治療効果も半減してしまいます。
特に前歯は、口を開けたときに最も目立つ場所です。
そのため、単に「白い歯」をつくるだけでは不十分で、自然な透明感、グラデーション、隣接する歯との調和まで繊細に再現する必要があります。
前歯インプラントにおいて審美性を追求することは、単なる見た目の問題ではなく、患者様の自信を取り戻す治療だと私たちは考えています。
・ジルコニアとセラミックの違いと価格差
前歯のインプラント上部構造に使われる代表的な素材には、「ジルコニア」と「オールセラミック」があります。
- ジルコニア:非常に硬く耐久性に優れる素材。強度が高く、奥歯にも適しています。ただし、単層ジルコニアだと透明感はやや劣る場合もあります。
- オールセラミック:天然歯に近い透明感と色調の再現性が魅力。審美性を最重視する前歯部に適していますが、ジルコニアに比べるとやや割れやすい性質も。
近年では、ジルコニアにセラミックを焼き付けたハイブリッドタイプも登場し、強度と美しさを両立するケースが増えています。
当然ながら、素材によって費用にも差があり、ジルコニア単体よりも、オールセラミックやハイブリッドタイプのほうが価格は高めになります。
しかし、「より自然な見た目」を重視したい方には、多少の費用差以上に価値がある選択肢と言えるでしょう。
・前歯特有の“透明感”を再現するために必要な技術
前歯の審美インプラントで成功するかどうかは、素材選びだけでは決まりません。
本当に重要なのは、技術力です。
具体的には、以下のような高度な技術が求められます。
- ・歯ぐきの自然な立ち上がりを再現するための「プロビジョナル(仮歯)管理」
- ・天然歯との微妙な色調・透明感のマッチング
- ・歯肉との境目が自然に見えるような精密な歯肉形成
- ・光の透過性を考慮した素材と厚みの選択
これらを一つひとつ丁寧に積み重ねることで、「どれがインプラントか分からない」ほど自然な仕上がりを実現することができます。
当院では、インプラント治療を得意とする経験豊富な歯科医師と、審美補綴に特化した技工士がチームを組み、前歯のインプラントに取り組んでいます。
「もう一度、人前で自信を持って笑いたい」
そんな想いに、最高の結果でお応えできるよう努めています。
次のセクションでは、「5. 安さ重視で後悔しないために」についてご案内いたします。
5. 安さ重視で後悔しないために
・格安インプラントのリスクとは?
「前歯のインプラントが〇万円でできる」「今だけの格安キャンペーン」――こうした広告に心が惹かれた経験はありませんか?
確かに費用は治療選びの大きな要素の一つです。しかし、前歯という“見える場所”のインプラント治療では、価格だけで判断してしまうと思わぬ後悔を招くこともあります。
格安インプラントには、次のようなリスクが潜んでいる可能性があります。
- ・安価なインプラントメーカーを使用している(耐久性・精度に不安)
- ・上部構造の素材が限定されており審美性に欠ける
- ・手術が画一的で、患者ごとの骨や歯ぐきの状態に応じた処置がされていない
- ・治療後の保証やフォロー体制が整っていない
特に前歯は、審美性・機能性・耐久性のバランスが求められる難易度の高い部位です。
「とりあえず安く済ませたい」では済まないからこそ、価格の裏にある“理由”に目を向けることが大切です。
・素材・技術・保証体制の見極め方
費用と治療の質を天秤にかけたとき、どこまで許容するかは人それぞれですが、「費用に見合う内容か」を判断することは誰にとっても重要です。
見極めのポイントは次の3つです。
- 素材:ジルコニアやセラミックなど、審美性・耐久性に優れた素材を選べるか。
- 技術:歯科医師のインプラント経験、特に“前歯”の治療実績があるか。
- 保証:インプラントの保証年数、上部構造の再製作対応、術後フォローの有無など。
価格が安くても、これらのポイントが明確でしっかりしていれば安心して治療に臨むことができます。
逆に、治療内容が曖昧だったり、説明が不十分だったりする場合は要注意です。
「なぜこの価格なのか?」を率直に質問し、納得できる答えが返ってくるかを一つの判断材料にしましょう。
・“費用対効果”で選ぶという考え方
インプラントは、見た目の美しさと噛む力を取り戻す“人生の再設計”とも言える治療です。
特に前歯インプラントは、笑顔・会話・食事といった日常の質に大きく影響します。
そのため、単純に「高い or 安い」ではなく、「この治療にこれだけの価値を感じられるか」という“費用対効果”の視点を持つことが後悔しない治療選びの鍵になります。
たとえば:
- ・しっかり噛めるようになり、食事が楽しめるようになった
- ・見た目に自信が持てて、人と話すことが楽しくなった
- ・結果的に治療のやり直しがなく、長く使えている
こうした効果が得られれば、たとえ最初の費用が少し高くても、長期的には満足度の高い“価値ある投資”となるはずです。
次のセクションでは、「6. 他の治療と比較するとどうなのか?」について詳しくご紹介いたします。
6. 他の治療と比較するとどうなのか?
・ブリッジとの価格比較と耐久性の違い
前歯の欠損に対して選ばれる治療法には、インプラントのほかに「ブリッジ」や「入れ歯」があります。
その中でも特に比較されるのがブリッジ治療です。ブリッジは、欠損部の両隣の歯を削り、連結した人工歯を装着する固定式の治療法です。
費用の面では、ブリッジの方が安価に見えることが多く、保険適用のケースもあります。しかし、ブリッジは支台となる健康な歯を削る必要があり、その歯の寿命を縮めてしまうリスクがあります。
一方、インプラントは周囲の歯を削らず、1本の歯として独立して機能するため、将来的な歯の喪失リスクを減らせる点が大きな違いです。
耐久性についても、ブリッジは平均7〜10年で再治療が必要になることが多いのに対し、インプラントは10年以上の使用に耐えうる高い耐久性を持っています(適切なメンテナンスが前提)。
・入れ歯との費用差と見た目の違い
もう一つの選択肢が部分入れ歯です。取り外し式で、外科手術の必要がないため、高齢の方や全身疾患をお持ちの方にも対応しやすい治療法です。
費用はインプラントに比べて格段に安く、保険適用であれば1万円台から治療できるケースもあります。
しかし、前歯における入れ歯治療は、審美性や装着感でインプラントと大きな差があります。
金属のバネが見えたり、会話中に外れてしまったりする可能性があるため、見た目や機能を重視する方には不向きとされます。
また、入れ歯は長く使うことで顎の骨が痩せやすく、将来的に他の歯への悪影響も考えられます。
・長期的に見ると“本当にコスパが良い”のは?
初期費用の安さだけで判断すると、ブリッジや入れ歯が魅力的に見えるかもしれません。
しかし、長期的なコストパフォーマンスで比較すると、インプラントの優位性は明らかです。
たとえば、ブリッジで治療した場合、数年後に再治療が必要になれば追加費用が発生し、支台となる歯が悪くなればさらに広範囲の治療が必要になる可能性もあります。
入れ歯も、何年かごとに作り直したり調整したりするコストが継続的にかかります。
インプラントは、最初に費用がかかる分、しっかりメンテナンスを行えば長く使えるというメリットがあります。
また、何よりも「しっかり噛める」「自信を持って笑える」という日常生活の充実感は、数値では測れない価値があると多くの患者様が語られています。
このように、単純な金額比較ではなく、生活の質・治療の再現性・将来の影響まで含めて、最適な治療を選ぶことが大切です。
次のセクションでは、「7. 前歯のインプラントで後悔しない医院選び」についてご紹介いたします。
7. 前歯のインプラントで後悔しない医院選び
・前歯インプラントは“誰が埋めるか”で結果が変わる
前歯のインプラントは、単に「歯を埋める」治療ではありません。
顔の印象を大きく左右する審美領域であり、ごまかしの効かない精密な治療が求められます。
同じインプラント治療でも、埋入位置がわずかにズレるだけで、見た目の自然さが損なわれたり、歯ぐきとのバランスが崩れたりするリスクがあります。
だからこそ重要なのが、「誰が治療を行うか」という点。
前歯インプラントの経験・技術・審美眼を兼ね備えた歯科医師に任せることが、満足のいく仕上がりを得るための絶対条件と言えるでしょう。
・症例数と設備、技術力のチェックポイント
では、信頼できる医院を見極めるにはどうすればよいのでしょうか?
以下のような項目をチェックしてみてください。
- 前歯インプラントの症例数が豊富か
- 歯科用CT・シミュレーションソフトを活用した事前診断を行っているか
- 審美補綴に対応した技工士と連携しているか
- カウンセリングの時間がしっかり確保されているか
- 保証制度や術後のサポート体制が明示されているか
特に前歯インプラントでは、見た目と機能の両立が求められます。
そのため、単にインプラントが「埋まればよい」という考え方の医院では、満足のいく結果は得られにくいのが現実です。
・カウンセリングの丁寧さも医院選びの基準
前歯は“見える場所”。だからこそ、患者様一人ひとりが抱える悩みや理想もさまざまです。
「ここだけは絶対に自然に仕上げたい」「人前に出る機会が多いから見た目にこだわりたい」――そんな細やかな希望に寄り添える医院こそが、信頼できる医院です。
当院では、初回のカウンセリングで患者様の表情・話し方・笑い方なども確認しながら、お顔全体との調和を重視したインプラント治療をご提案しています。
また、CT診断やモックアップ(模型)による視覚的な説明も活用し、「治療後にどんな状態になるのか」を事前にしっかりイメージしていただけるよう配慮しています。
安心して任せられる医院とは、「技術力があるだけでなく、患者様にとことん寄り添える医院」だと私たちは考えています。
次のセクションでは、「8. 費用の不安を減らすために知っておきたいこと」をご紹介します。
8. 費用の不安を減らすために知っておきたいこと
・医療費控除・デンタルローンなどの活用法
「前歯のインプラントは魅力的だけど、費用が気になって一歩踏み出せない…」
このようなお声は多く、誰もが感じる自然な不安です。ですが、実際には費用面での負担を軽減できる制度や方法が複数あることをご存知でしょうか?
まず注目したいのが「医療費控除」です。年間10万円以上の医療費を支払った場合、確定申告によって税金の一部が還付される制度です。インプラント治療も対象になるため、家計負担を軽減できるケースが少なくありません。
また、「デンタルローン」の活用もおすすめです。これは医療機関と提携したローン会社が提供する分割払いの仕組みで、無理なく月々の支払いに分けることが可能です。
これらの制度やサービスを上手に活用すれば、「高額だから無理」とあきらめる必要はありません。
・見積書を読むときの注意点
インプラントの費用を検討するうえで、見積書の内容を正しく理解することも重要です。
たとえば、見積書に「インプラント本体+手術費」としか書かれていない場合、後から「上部構造は別料金」「骨造成が必要だった」などと追加費用が発生するケースもあります。
見積書を確認する際は、以下の項目が含まれているかをチェックしてみてください。
- ・インプラント体の費用
- ・アバットメント(連結部品)
- ・上部構造(被せ物)の種類と費用
- ・診断料・CT撮影費・仮歯費用など
- ・必要に応じた骨造成、歯肉移植等の処置費用
- ・術後のメンテナンス費用・保証内容
「最終的にいくらかかるのか」を最初に明確にしてくれる医院であれば、安心して治療に進めるはずです。
・当院の明瞭な料金体系と無料カウンセリング
当院では、患者様の不安を解消するために「明瞭な料金体系」と「丁寧な事前説明」を大切にしています。
初回カウンセリングは無料で行っており、CT検査を含めた正確な診断をもとに、必要な治療内容とその費用をわかりやすくご説明いたします。
また、追加料金が発生する可能性がある処置についても事前にご案内し、ご納得いただいた上で治療計画を立てていきます。
「費用が明確で安心できた」「説明が丁寧で納得できた」というお声を多くいただいており、価格だけでなく、誠実な対応も当院が選ばれる理由のひとつです。
次のセクションでは、「9. 前歯インプラントは“人生の質”を変える」についてご紹介します。
9. 前歯インプラントは“人生の質”を変える
・見た目の回復は“自信”の回復
前歯を失ったとき、もっとも多くの方が感じるのは見た目に対する不安です。
「笑えなくなった」「写真に写るのが嫌になった」「人と話すのが億劫になった」——こうしたお悩みは、実際に多くの患者様が抱えています。
インプラントによって自然な見た目を取り戻すことは、単なる審美性の回復ではなく、自信の回復につながります。
人前で笑顔を見せられること。食事を楽しめること。堂々と話せること。
そのすべてが、“本当の意味での健康”といえるのではないでしょうか?
・人前で笑う、話す、食べる…すべてが自然に
入れ歯では不安定だった発音も、ブリッジでは違和感があった食事も、インプラントなら「自分の歯のように自然」に行えます。
とくに前歯インプラントは、審美性と機能性のバランスが重要。
最新のジルコニアセラミックなどを使用すれば、天然歯と見分けがつかないほど自然な見た目に仕上げることも可能です。
「話し方」「口元の動き」「笑ったときの見え方」まで配慮された治療によって、人と接するすべての場面で自然体の自分を取り戻すことができます。
前歯のインプラントは、単に「噛むための歯を補う」だけではなく、患者様の生活そのものを前向きに変える可能性を秘めた治療なのです。
・費用以上の価値があると感じた患者様の声
「正直、最初は費用がネックで迷いました。でも今は“やってよかった”と心から思えます」
これは、実際に前歯のインプラント治療を受けられた方からよくいただくお言葉です。
確かにインプラントは安価な治療法ではありません。
ですが、「もう一度思いっきり笑えた」「好きなものを我慢せずに食べられるようになった」といった変化は、価格以上の価値を生むものです。
なにより、歯を気にせずに生活できること自体が、大きな安心感と喜びにつながるという点が、患者様の多くが実感される魅力なのです。
インプラントは“贅沢な選択”ではなく、“人生を豊かにするための選択”だと、私たちは考えています。
次の最終セクションでは、「10. まずは、あなたの希望をお聞かせください」についてご案内いたします。
10. まずは、あなたの希望をお聞かせください
・治療は“話すこと”から始まります
前歯のインプラント治療は、見た目・噛む力・話し方など、さまざまな要素が関わる繊細な医療です。
そのため、治療のスタート地点は「説明」や「同意」ではなく、まず“あなたの想い”を聞かせていただくことだと、当院は考えています。
「どんな悩みがあるのか」「どんな見た目を求めているのか」「将来どうありたいのか」——
これらはマニュアルではわからない、一人ひとり異なる“背景”です。
当院では、一方的に治療方針を提示することはありません。
まずはじっくりとお話をうかがい、患者様と対話を重ねながら、最適な選択肢を一緒に考えることを大切にしています。
・CT・精密診断で納得のいく治療計画を
「本当にインプラントができるのか不安」「骨の状態が気になる」
そんなご心配を解消するために、当院では歯科用CTによる立体的な画像診断を行っています。
顎の骨の厚みや神経・血管の位置、周囲の歯との関係などを正確に把握することで、無理のない、予知性の高い治療をご提案できます。
診断結果は、実際の画像を見ながらご説明しますので、「自分の口の中で何が起きているのか」が明確になり、安心して治療に臨めるようになります。
さらに、必要に応じてモックアップ(仮歯の模型)で仕上がりを事前に確認できるシステムもご用意しています。
・無料カウンセリングで気軽にご相談ください
「まずは話だけでも聞いてみたい」
「費用のことを詳しく知りたい」「治療期間の目安を知りたい」
そういった方のために、当院では無料カウンセリングを実施しています。
カウンセリングでは、インプラントに限らず、ブリッジや入れ歯を含めた選択肢を中立的にご案内いたします。
また、費用や通院回数、治療スケジュールについても、可能な限り具体的にご説明します。
無理に治療をすすめることは一切ありません。
どんな些細なことでも結構ですので、まずはあなたの声を聞かせてください。
一緒に、あなたらしい未来の笑顔を考えていきましょう。
東京都品川区YDC精密歯周病インプラント治療専門ガイド
監修:医療法人スマイルパートナーズ 理事長/齋藤和重
『山手歯科クリニック大井町』
住所:東京都品川区東大井5丁目25−1 カーサ大井町 1F
『山手歯科クリニック戸越公園』
住所:東京都品川区戸越5丁目10−18
*監修者
*経歴
1990年 鶴見大学歯学部卒業。1991年 インプラント専門医に勤務。1999年 山手歯科クリニック開業。
2001年 INTERNATIONAL DENTAL ACADEMY ADVANCED PROSTHODONTICS卒業。
2010年 医療法人社団スマイルパートナーズ設立。
*所属
・ICOI国際インプラント学会 指導医
・ICOI国際インプラント学会 ローカルエリアディレクター
・ITI国際インプラント・歯科再生学会 公認 インプラントスペシャリスト
・日本口腔インプラント学会 会員
・日本顎顔面インプラント学会 会員
・国際審美学会 会員
・日本歯科審美学会 会員
・日本アンチエイジング歯科学会 会員
・INTERNATIONAL DENTAL ACADEMY ADVANCED PROSTHODONTICS(2001年)
・CID Club (Center of Implant Dentistry)所属
・国際歯周内科研究会 所属
・5-D JAPAN 所属
・デンタルコンセプト21 所属
・インディアナ大学歯学部 客員 講師
・南カルフォルニア大学(USC)客員研究員
・南カルフォルニア大学(USC)アンバサダー
・USC (南カルフォルニア大学)歯学部JP卒
・USC University of Southern California)センチュリー・クラブ
・プレミアム・メンバー
※詳しいプロフィールはこちらより