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2011年4月20日

「インプラント」「入れ歯」「ブリッジ」との違い

現在では、歯を失ったときの治療法として「インプラント」「入れ歯」「ブリッジ」の3つの治療方法があります。

インプラント
インプラントブリッジと比べて、両隣の健康な歯を削る必要がありません。また、入れ歯と比較した場合、隣の歯にバネなどを引っ掛ける必要もないので、残っている健康の歯が長持ちします。噛む力が強く、見た目も天然の歯と遜色ありません。

入れ歯
部分入れ歯両隣の健康な歯をほとんど削らずに済みます。しかし、バネで両隣の歯に止めるため、不安定で噛む力は弱くなり、硬い物が噛めないといったデメリットがあります。

また、異物感が強い上、見た目も悪く、物が挟まって痛い、入れ歯が合わなくて痛いなどのデメリットもあります。

ブリッジ
ブリッジ入れ歯に比べると安定しており、噛む力も回復するため自分の歯に近い噛み心地があります。

しかし、ブリッジを支える両隣の歯を大幅に削る必要があります。また、噛み合わせたとき両隣の歯に負担がかかるため、さらに歯を失っていく原因になります。

骨の量が少ない方へ

骨の量が少ない方へ今までは骨の量が少ないという理由でインプラント治療を受けることができなかった方も、GBRやサイナスリフトなど骨を増大することによって、インプラント治療を受けることが可能になりました。また、ドリルなしのO.A.Mインプラントシステム法により、 怖がりの患者さまや血圧の高い患者さまにも手術が可能になりました。当センターは、O.A.Mインプラントの認定医であり、公認のインストラクターをしております。

ドリルを使わないO.A.Mインプラントについて
骨移植 - 顎堤の保全について
骨移植 - ブロック同種移植(GBR)について
骨移植 - ブロック自家骨移植について
骨移植 - サイナスグラフトについて

 

ドリルを使わないO.A.Mインプラントについて

"噛めない入れ歯"でお悩みの患者さまは多いと思います。人間の三大欲求の一つに"食欲"があります。もちろん入れ歯でも食べることはできます。しかし、ご自身の歯があった頃のようにはなかなかいきません。どんなに精巧な入れ歯を作っても骨に直接埋入されたインプラントに勝る人工歯はなかなかないのが現状です。

インプラントの手術は、ドリルで骨に穴を開け、そこにインプラントを埋入する方法が主流です。しかし、最先端のO.A.Mインプラントシステムによりドリルなしでインプラントを埋入することも可能になりました。(厳密には、ドリルを使う量が90%削減されました。)

これが最先端のインプラントシステムO.A.Mインプラントシステムです。 O.A.Mインプラント

O.A.Mインプラントシステムの利点

O.A.Mインプラントでは、オーギュメーターという器具を使って糸のような穴を少しずつ拡げてインプラントを埋入する穴を作ります。糸のような穴であれば、骨の幅が1.5mmしかない患者さまでも作ることができます。人間の骨は弾性があるため、その穴を少しずつ拡げることができます。

それにより、わざわざ骨を増やすややこしい手術をする必要がなく、たった1回で終わらせることができます。しかも手術部位も小さいため術後の治りも早いです。

また、骨を少しずつ拡げることにより、骨密度も上がりますので、 骨そしょう症のような骨密度が低い方にも有利になりました。

さらには、怖がりの方は特に気にされるであろう、骨を削るときの不快な音や振動を与えることもなく、オーギュメーターで静かに手術できるため、インプラント手術がより快適なものに改善されました。これにより、 患者さまは、苦痛なくより安心して手術を受けることができるようになりました。骨の密度が極端に高い方は、O.A.Mインプラントができない場合もあります。

O.A.Mインプラントシステム
O.A.Mインプラントシステム
通常のインプラント手術
通常のインプラント手術
まず最初は直径0.3mmのケシの実程の小さなラウンドバーで骨の表面の硬い部分に起始点を作ります。 最初に直径約1.8mmのラウンドバーで骨を削ります。細い骨のケースでは頂点の骨が削り取られてしまいます。
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O.A.Mインプラントシステム 通常のインプラント手術
次に針灸で使うほどの細い道具で骨の柔らかい部分にもみ込み、糸状の小さな穴を作ります。 次に直径2mmのドリルで海面骨(柔らかい骨)を削ります。
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O.A.Mインプラントシステム 通常のインプラント手術
大口式のオーギュメーターという装置を使って細い穴をゆっくり広げていきます。すると、穴だけでなく骨自体の厚みも増加してきます。 ドリルをどんどん太い物に変えて骨を削っていくので、細い骨のケースでは穴を作るどころか骨自体を失ってしまいます。通常このようなケースでは設備の整った病院で顎(あご)や骨を切り取って骨移植しなければなりません。
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O.A.Mインプラントシステム 通常のインプラント手術
単に骨を広げながらインプラントを入れるため、骨や体に与えるダメージは最小限で済ますことができます。しかも、インプラント体は周りが固い骨で囲われ安定し長持ちします。 無理矢理骨を削ってインプラント体を入れるため、骨や体に対するダメージは大きく、しかも骨が割れる現象が起きやすく骨の中で不安定なインプラント体となります。それによって、当然のことながら早い時期に悪くなる可能性が高くなります。
 

骨移植 - 顎堤の保全について

ソケットプリザベーション(顎提保存術)
歯を失うと、歯根があった部分に空間ができます。
ソケットプリザベーション
周辺骨は歯根の刺激を受けることがなくなり、すぐに崩壊および収縮を始めます。

骨(コツ)吸収が進行すると...
骨吸収が進行し過ぎると、外見および機能的理由からインプラントを埋入することができなくなります。
ソケットプリザベーション

周辺骨を保護する防止策
自然な顎堤の輪郭を保ち、また将来の治療に備えるために、周辺骨を保護する防止策を取る必要があります。
ソケットプリザベーション
顎堤の保全処置には、特殊な骨代用品を空間に挿入し、十分な領域を満たします。治癒を促進させるための被膜を形状を整えた後に空間部分に被せます。この過程を終わらせるために、空間を縫合して自然治癒過程が始まるようにします。

インプラントを埋入
時間とともに、代用品は吸収されて自らの骨に置き換わります。空白部分が完全に治癒した後、インプラントを埋入します。
ソケットプリザベーション
 

骨移植 - ブロック同種移植(GBR)について

もし、すぐに欠損した歯を置き換えなければ、周辺の骨は吸収や収縮を始めます。
重篤な骨吸収は、インプラントの埋入を不可能にします。
ブロック同種移植

骨を再建するためには、まず歯肉下の部分を治療しなければなりません。
ブロック同種移植

顎堤を修復し骨吸収前の元の状態にするために、代用骨の小さなブロックの形を整えます。
ブロックはしっかりと固定され、より自然な形状を作り出すように周辺部分はさらなる骨補填材で覆います。特殊膜を該当部分に被せ、治癒を促進させます。
※インプラント埋入と同時に行う場合もあります。

ブロック同種移植

このタイプの骨移植によって、重篤な骨吸収の症例に応用し、インプラントを成功させることができ、しっかりとした代替歯の恩恵を授かることができます。

ブロック同種移植
 

骨移植 - ブロック自家骨移植について

ブロック自家骨移植私たちの歯は顎(あご)にしっかりと固定されています。歯根は顎骨を刺激し、骨の自然形状を保ちます。
歯の欠損後、骨はもはや使用されなくなり、すぐに吸収もしくは収縮を始めます。時間とともに多大な骨(コツ)吸収が起こり、顎堤が細かくなっていきます。十分な骨がなくなれば、インプラントを埋入することはできなくなります。

自身の骨を移植し、欠落した部分を再構築する技術が幾つかあります。
一つには下顎枝と呼ばれる顎部分の骨を摘出する技術です。骨は小さなブロック状の形に切り取り、薄くなった顎堤にしっかりと接合します。骨代用品を使い周辺部分を十分に覆うようにします。そして、特殊な被膜を当該部分に被せ、治癒を促進させます。骨がしっかりと成熟したら、インプラントを埋入できるようになります。

他には、オトガイの骨から小さなブロック骨を摘出する技術があります。
特殊ネジを使って顎に骨を固定し、代用骨で周辺部分を満たします。治癒した粘膜がグラフトを覆い、骨が成熟したらインプラントを埋入できるようになります。骨移植は重篤な骨吸収の事例においてもインプラント治療を可能にします。
 

骨移植 - サイナスグラフトについて

サイナスグラフト上顎洞は眼下の顎骨に位置します。

サイナスグラフト上顎洞下の歯の欠損は骨(コツ)吸収を引き起こし、時間とともに上顎洞が骨と歯によって占められていた空間まで拡大していきます。

サイナスグラフトインプラントを不十分な骨に埋入すると、咬合および咀嚼の力に耐えるだけの十分な安定性を得られないためインプラントが動いてしまったり脱落してしまいます。

サイナスグラフトサイナスグラフトは、可能な2つの部分の内1つの仮の開口部から行います。
※下からアプローチする方法をソケットリフト、横からアプローチする方法をサイナスリフトと呼びます。

サイナスグラフト器具により上顎洞粘膜を元の位置に戻し変えます。そして代用骨の埋入し、空間を作り出します。

サイナスグラフトインプラントの埋入を十分に支えるだけの骨が確保されます。

サイナスグラフト時間とともに、インプラント代用骨は治癒していき、強固に結合し、置き換える歯のための安定した基盤を作り出します。

インプラントカウンセリング

インプラントカウンセリング当センターでは、インプラント適応検査という形でカウンセリングを実施しております。

カウンセリングでは、患者さまのお口の状態を口腔内写真、レントゲン、CT撮影を実施して確認し、治療内容や治療の提案などをお話させていただきます。

また、カウンセリングを受けたら、必ず治療しなければいけない、ということはありません。あくまでも患者さまに、健康状態を知る権利、治療の選択・決定の権利を有する、という考えに基づきます。

インプラントカウンセリングの7ステップ

インプラントカウンセリング1. 問診表の記入
治療を進める上で大切な資料となります。詳しく問診表を書いてもらってます。

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インプラントカウンセリング2. CT・レントゲン撮影
歯槽骨や顎(あご)の骨の状態を把握するために必要です。CT撮影は適した撮影をするため、お口の中の検査後に行います。

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インプラントカウンセリング3. 口腔内写真の撮影
お口の中の状況を把握するために撮影します。

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インプラントカウンセリング4. お口の中の検査
現在のお口の中の状況を検査します。この際、お口の中から菌を採取し、顕微鏡にて歯周病菌の有無も確認します。また、現状のお口の状態を模型に採ります。

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インプラントカウンセリング5. 口腔内の状態・インプラント治療の説明
問診表、レントゲン写真、口腔内写真、検査を基に口腔内の説明を行います。また、ご不安なくインプラント治療を受けていただけるように、動画で分かりやすくご説明いたします。

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インプラントカウンセリング6. 治療方針の説明
今回行った検査・CTを基に手術内容と今後の治療方針、治療期間、治療費の分析を行います。2回目のご来院の際に、お一人おひとりにあった治療計画の資料を冊子でご用意して説明いたします。


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